米活動家射殺 容疑者を殺人容疑で訴追、死刑求刑へ

タイラー・ロビンソン容疑者/Utah Governor's Office

タイラー・ロビンソン容疑者/Utah Governor's Office

(CNN) 米保守系活動家チャーリー・カーク氏がユタ州のユタバレー大学でのイベントで射殺された事件で、検察は16日、タイラー・ロビンソン容疑者(22)を殺人などの疑いで訴追した。死刑を求刑する方針。

ユタ郡検察のジェフリー・グレイ検察官は同日の会見で、ロビンソン容疑者を加重殺人、銃器発砲による重罪、司法妨害など計7件の罪状で訴追したと発表した。

グレイ氏によると、ロビンソン容疑者の母親が保安官事務所に語ったところでは、同容疑者はカーク氏がヘイト(増悪)を広めていると非難していたという。

グレイ氏はまた、ロビンソン容疑者の母親が、事件発生後に当局が公開した写真に映っている人物が息子だと気づいたことを明らかにした。母親がその後、ロビンソン容疑者に電話をかけ居場所を尋ねたところ、当日も事件があった日も病気で家にいたと答えたという。母親が写真の人物が息子に見えるとの懸念を夫に伝えたところ、夫も同じ見方を示した。

グレイ氏によると、ロビンソン容疑者は犯行後にカーク氏殺害に関してルームメートとテキストメッセージを交わした。そしてルームメートにテキストを削除し、警察に尋ねられても黙っているよう指示したという。

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