米西部ユタ州の大学で保守活動家チャーリー・カーク氏(31)が射殺された事件で、地元検察は16日、タイラー・ロビンソン容疑者(22)を殺人などの容疑で訴追したと発表した。
容疑者は交際相手のルームメイトに事件への関与を打ち明け、「(カーク氏の)憎悪に耐えられない」となどと伝えていたという。検察は死刑を求刑する意向を示した。
発表によると、ロビンソン容疑者は今月10日、ユタバレー大学の屋外イベント中、約150メートル離れた建物の屋上からライフル銃を1発撃ち、カーク氏を殺害した疑い。11日夜に家族と知人に付き添われ、約400キロ離れた保安官事務所に出頭した。
検察は、事件で使われたとみられるライフル銃の引き金などから検出されたDNA型が容疑者のものと一致したと明らかにした。
また容疑者は、交際相手が使うパソコンのキーボードの下に「チャーリー・カークを消す機会を得たので、やる」と記したメモを隠し、交際相手には事件後にメモの存在と関与を告白したという。【ニューヨーク八田浩輔】
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