2019年9月、私は一つの記事を書きました。その原稿はこちら↓です。実子誘拐の被害に遭ったフランス人とイタリア人当事者の話です。

2023年夏、これが名誉毀損にあたるとして、フランス人当事者の元妻から訴えられました。元妻の代理人は、神原元、岡村晴美、太田啓子、斎藤秀樹ら。

2025年3月、東京地裁は記事による名誉毀損・プライバシー侵害を認定し、110万円の支払いと記事の削除を命じる判決を下しました。

地裁の判決を受けて、掲載元のプレジデント社は記事を削除。私は地裁判決を不服として高裁に控訴しました。

高裁では、裁判所からの和解勧告が出され、訴訟について綴っていた私の初代アカウントの削除を条件に、和解が成立しました。

初代アカウントは、共同親権や実子誘拐について、その取材の経緯などを2018年から記録していた大切なものでした。

簡単ですが、以上が、実子誘拐報道訴訟の経緯です。これからも実子誘拐の報道は続けていく所存ですので、みなさま応援をよろしくお願い申し上げます。