阪神V「道頓堀ダイブ」未明までに29人、負傷者や摘発はゼロ 警察幹部「止めきれない」
プロ野球・阪神タイガースの2年ぶりのリーグ優勝が決まった7日夜以降、大阪・ミナミの道頓堀川では阪神ファンらが飛び込む姿が相次いだ。大阪府警は8日、同日午前0時半までに29人の飛び込みが確認されたが、負傷者や摘発された人はいなかったと明らかにした。 【別カット】警察官が自制を求める中… 歓喜で道頓堀川に飛び込むファンら 道頓堀川では試合が終了した7日午後9時10分過ぎから、リーグ優勝を喜ぶ10人ほどのファンが相次いで遊歩道の柵を乗り越えてダイブ。警察官が「飛び込みなどの行為はやめてください」などと警告したが、その後も断続的に「道頓堀ダイブ」が繰り返された。 深夜になっても「河童」のコスチュームをした2人が相次いで飛び込み、川の両岸から「河童」コールが起きるなど混乱は継続。警察官も対応に追われたが、最終電車の時間が近づく8日午前0時前後ごろには、一帯の〝お祭り騒ぎ〟も落ち着きを見せた。 府警幹部は「橋からの飛び込みは防げても、遊歩道から川に入るのは止めきれない。何か策を考えなければならない」と話していた。
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