岩手県教委は4日、2026年度の県立高学級編成で1学級(定員40人)減となる軽米高について、軽米中からの入学者が減っているとして、連携型中高一貫校の在り方を見直す必要があるとの考えを示した。1学年1学級校の小規模校となることから、入学者増と今後の学級増に向けて軽米町外からの生徒確保が重要となるとした。
かるまい文化交流センター(宇漢米(うかめ)館)で開かれた県立高の次期再編計画(26~35年度)当初案に関する出前説明会で示した。同窓会(松浦満雄会長)主催で、約40人が出席した。
県教委によると、軽米中から軽米高への進学割合は過去5年平均で54%だが、25年度入学者は47%で半数を割った。県教委は志願者が1学級定員(40人)以上不足した場合、学級減を検討すると基準を定めている。軽米高は4年連続で40人超の欠員が生じている一方、「連携型」のため状況を注視してきたが、地元の進学動向を踏まえ、学級減を判断した。
記事全文は9月6日付の岩手日報をご覧ください。