石丸氏、今後の肩書は「強いて言うならYouTuber」 代表は退任→新代表は25歳の現役京大院生に
政治団体「再生の道」の石丸伸二代表(43)が16日、都内で会見を実施。新代表に現役の京都大学・大学院生の奥村光貴氏(25)が選ばれたことを発表し、自身の今後についても語った。 【写真】新代表に決まった奥村光貴氏とガッチリ握手を交わす石丸伸二氏 石丸氏に関しては、8月の会見で「再生の道」代表の座を退任することを発表。退任について「昨年(2024年)12月にも言及していますが、『代表は早ければ選挙の前、遅くとも選挙が終わったら交代』と言って立ち上げている」と言及し、「退任と言うには要件が弱い気もしないでもないですが、ただ確実に言及していたので『辞任』より『退任』なのかなと思います」と話していた。その後はスケジュール通り、14日に党内の立候補者5人による代表選が行われていた。 会場に到着した石丸氏は、この日の仕事について「本日の私の役割は、新代表を発表するという1点。30秒ぐらいでこの仕事は終わります」と笑顔で説明。そして「再生の道」に関わった人たちに向けて感謝を述べた。 短いあいさつの後には、質疑応答を実施。昨年「旋風」を巻き起こした都知事選から、ここまでの9カ月間について問われると「政治団体の代表に自分がなりたいと昔から思っていたわけではない。その意味で、自分の人生において貴重な、良い意味でなかなか得がたい時間だった」と振り返った。 今後の自身の政治活動について問われると、首長選挙への出馬が一番有力であるとし、「その方が自分に向いているかなと自認している」と理由も明かした。いつ選挙に出るかについては「まだ決めかねていますが、3年(以内)ということにしておきます」と語った。 今後に名乗っていく肩書について問われると「まだ思いついてないですけど、実質的に無職は無職なんですよね。主たるが収入が特にない」としながら、「強いて言うならYouTuberになるでしょうか」と苦笑い。「私が公に出るのは、もっぱらその分野なので。あえて言うなら、そう(YouTuber)です」と話した。 30分近い質疑応答を終え、新代表に選ばれた奥村氏を会見場に呼び込んだ石丸氏。若き新代表とがっちりと握手をかわし、壇上を降りた石丸氏は「皆様ありがとうございました。またどこかでお会いしましょう」と話し、頭を下げて会場を後にした。 (よろず~ニュース編集部)
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