岩手 一関 児童が日本古来の製鉄法「たたら製鉄」を体験

岩手県一関市の小学生が、かつて地元で盛んだった、砂鉄と木炭を炉の中で燃やして純度の高い鉄をつくる日本古来の製鉄法、「たたら製鉄」を体験しました。

12日は、一関市大東町の大原小学校の6年生12人が地元の研修施設を訪れ、高さ1.2メートルほどの2基の炉を使って、昔ながらの「たたら製鉄」を体験しました。

子どもたちは、原料となる砂鉄と木炭を、大きな炎が上がる炉の中に10分間隔で交互に入れていく作業を繰り返しました。

砂鉄は以前、子どもたちが地元の川で集めたものです。

炉の温度はおよそ1400度あり、子どもたちはやけどをしないように慎重に作業を進めていきました。

そして、作業開始からおよそ5時間後、炉が解体されると、真っ赤な鉄の塊が姿を見せました。

子どもたちは、鉄の塊を水で冷やすと、水が瞬時に熱で温められる様子を見て、歓声をあげていました。

参加した女子児童は「木炭を切ったり砂鉄を計量したりしました。みんなと協力できたことがよかったです」と話していました。

小学校では、子どもたちがつくった鉄を文鎮に加工して、卒業記念品として贈ることにしているということです。

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