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Conversation

よもや説明を要するとは思ってもいなかったんですが、というのは、今から書くことは全て、2年間以上かけて、このアカウントで(動画も含め)サーガのように書いてきた事ですので、僕の主観では全てが2年分の2度手間になる訳なんですけれども、彼女2人が、僕のロリペド趣味の餌食で笑、3Pパパ活の相手笑だとでも思われたりしたらエラいことなんで笑、ざっくりとですが、今から2度手間します。 っていうか最初に書くけど、皆さん動画見る時音消しで見てないですよね?笑 後ろで声がしているでしょう。あれは、同席した、彼女たちのコレオグラファー(振付師)の女性と、ステージメイクアップの女性の声で、見りゃわかると思いますが、臨席して、咄嗟に撮影したのです(「ねえねえ、ここ撮って」とかも言ってません笑。プレゼントを出したら「きゃー!」とか言って撮影してくださった訳です)。 要するに、第一には、彼女たちは、僕がプロデュースしたタレントさんです(ステージ専用で、デビューのようなことはしていません。ダンサーなので)。 第二は、シュチュエーションは、東京の新宿にあります「ヒルトン東京」の<マーブルラウンジ>で、彼女たちが主賓ですからランチブッフェにしようとした訳です。彼女たちは準備に2年間かけた、たった2回だけのステージを終えて、晴れてお役御免となるので、もう僕と会うことはない(僕はグランドプロデューサーですが、彼女たちの本名さえ知りません。また、ご父兄もライブにはいらっしゃっています)。 要するに、俗にいう、お別れの会でしたので、最後の最後に何を渡そうと思い、ディオールのルージュにしました。 3年後彼女たちは高校生になりますので、入学するときに空けても<うっわこの色ふるー!>とかならないように笑、クリスチャンディオールにしました。 ディオールが服の次に手掛けたのは「ルージュ・ディオール」という名のリップスティックで、1954年だったと思いますが、以後一貫して「ルージュ・ディオール」を名乗り、新色が出ても、基本のトーンは守っています(現代性はリップグロスなどに振っています)。彼女たちが大人の女性になる頃には、高い確率で僕、くたばっているので笑、というよりも、このプロジェクトは先月のイベントを以て解散となり、本当にもう、会うことはないと思います。ので、タイムカプセル的な発想もあったかな?とは思います。 彼女たちは「コドモ・スパンクハッピー」というユニット名の、ボーイ・ポジションとガール・ポジションで、オリジナルである(僕がタレントでプロデューサーだった)男女デュエットのテクノポップ・ユニットは、2年前、音源の全曲配信解禁を記念に、レトロスペクティヴをやったんです(全てをご存知の方は、「え?そっから行くの菊地さん笑」と思われるでしょうが、何にも知らないで興奮しちゃってる人相手なんだから、そっから行くしかなくない?笑)。 そのとき、20年後のレトロスペクティヴですので、当時のお相手の方はとっくにご結婚されて引退しているので、代わりのお相手をオーディションか紹介で探して、座興にしようと思ったんですが、それこそステージが、セルジュ・現実グループ(ゲンズブール)式のインセスト・タブー、みたいな、過剰な卑猥さもどうかなと思い、咄嗟にひらめいたのが、「キッズダンスチームによるパロディにしてしまえ」ということでした。 動画では(恐るべきことに)たった1年で、「コドモ」とは言えないほどに成長していましたが、去年は、4頭身ぐらいのチビッコでしたんで、それがステージに出てきて、我々「新音楽制作工房」が、20年後用にセルフリメイクしたトラックで、ムッチャクチャすげえダンスをしてお客様が驚く。という趣向でした。 この立ち上げ段階で、音楽は我々「新音楽制作工房」(このアカウントですね)が担当し、コレオグラフ、メイクアップ、衣装と、全て女性スタッフで固めて、グランド・プロデュースを僕がしました。 彼女たちは歌は歌わないので、AIが生成したヴォーカルに合わせてリップシンク(口パク)のダンスパフォーマンスを行う訳です。「児童福祉法があるから、9時にはライブを終えて撤収しないといけない」というオチも着いて、非常に楽しく、かつクリエイティヴなものになったと、関係者各位に感謝しています。 最初は、この企画用の、一回こっきりの予定だったのですが、翌年、つまり今年もコドモスパンクハッピーは再びライブステージを行うことになりました。それは、我々の、請負仕事ではなく、アーティストとしての1stアルバム「未来のコドモたちの食べ物」が、昨年、予想外を超えたクオリティによって、望外のご好評賜りまして、そのまま「(オリジナル)スパンクハッピー」のセルフカヴァー集。という形になり、それは例外を除けば、全てAIによる生成のヴォーカルのアルバムなので、つまりパフォーマンスするタレントは、コドモスパンクハッピーが続投。という形になったんです。 彼女たちは学業に、そしてダンサーとしてコンテストや大会がありますし、私も生まれも育ちもワーカホリックですので、去年は会場で乾杯する程度しか打ち上げをしている時間が取れず、今年は、、、、と話は冒頭に戻ります。 僕は、2度の本番と、5~6回のリハーサルでしか彼女たちとは会っていません。ルックとダンスのコンセプトを決め、実際に彼女たちをトレーニングしたのは、あの動画を撮影した(僕の隣席だった)コレオグラファーの女性です。 こうしている間にも全国のどこかで、小~中学校の教師が、盗撮用のカメラを買い込み、凄まじい情熱で然るべき場所に設置しているであろう、この国で、僕はいわゆるロリコンだとか、ペドフィルの嗜好(「属性」とかいうんですよね笑)は全くありません。もし、心の隅に、1マイクログラムでもあったら、小規模とはいえビジネスには絶対にできません。冷静に見れませんから。 むしろ僕は、若い頃にした病気が元で、子供ができない体ですし、現在も独身独居老人ですので、性別関係なく、子供とうまく付き合うことが、というか、子供を子供扱いして、円滑に関係する技術がなく、彼女たちも、女性として見ていましたし、とはいえまだ昨年は13歳でしたし、最後までぎごちなかったのですが、せめてお別れの会の食事ぐらいはと、頑張ってみた訳です笑。僕の初エッセイ集「スペインの宇宙食」の中で、やはり知人の子供にプレゼントを買う話が収録されているのですが、あの頃30代だった僕も、62になりまして、一種の、高齢化セルフパステーシュですね。 と、これが、かなり大まかなストーリーですが、冒頭から申し上げている通り、ここまでの流れは、このアカウントで、逐次アナウンスし、ポストしてきたことで、彼女たちのリハーサル風景も、本番のパフォーマンスも、このアカウントで存分に見ることができますし、あの動画の、一つ前のポストは、このお別れパーティーの模様でした。寂しくなかったといえば、嘘になりますが、僕はそもそも、優れたタレントさんに恵まれ、かつ薄情な人間ですので、一緒にクリエイトした者たちとは、基本的にはベタベタ付き合わないので、第二には、彼女たちが自分たちの夢を叶え、この、ダンサー供給過剰時代に、優れたダンサーになって欲しいと願っていますし、もしそうならなくとも、幸福を願っています。 「今更Xでそれ言っても」という話ですが、残念でならないのは、前述、2年間かけて、クリエイトは言うまでもなく、プロモーション活動もライブのドキュメントも入念にやってきた結果、あの動画が、平均値の100倍付で拡散したことです。 そのことは本当に残念ですが、冷静に考えれば、刺激を求める飢えた餓鬼の巣窟にあの動画を落とせば、もう文脈も何もなく、後で声が聞こえているスタッフの女性たちの声すら聞こえない、という勢いで下品ベースで拡散する可能性を計上せず、また、こうした「まとめ」の説明も、「それいくらなんでもしつこいでしょ笑」と端折った結果と評価するしかなさそうです。 僕の判断が蒙昧であったと、僕は全く思っていません。とはいえ、もう一度申し上げますが、彼女たちを筆頭に、共にステージを作ってきたスタッフたちに対しても、素晴らしいダンストラックを制作した工房員たちに対しても、申し訳なく、残念ですし、僕は何を言われても構いませんが、と言うより、どちらかというと誤解されたり舐められたりして、悪質になって良いパスを入手する欲望さえある、扱いづらい老害であることは自認していますが、「いややっぱ、彼女たちが誤解されるのはまずいな」と思い直し、これを(新宿武蔵野館の控え室で)書いています。 できるならば、フォロワーになってくれなどとは申しません、このアカウントをちょいと覗いて頂くか、「コドモスパンクハッピー(中黒なしが正式です)」で検索していただければ、今は特に、解散したばかりと言うタイミングもあり、我々のクリエイト、彼女たちのパフォーマンスが見放題ですので、ちょっとでも見ていただければ幸いです。 順序というものは、多く転倒します。我々サイドにとって「(あんなすげえパフォーマンスをする)あの2人が、こんな子供っぽくて、可愛い顔を見せるなんて」という順番で驚いていますが、未見の皆様におかれましては「あの、プレゼントもらって喜んでいるいたいけな少女が、ステージではこんなになっちゃうんだ」と、逆転的に驚くに違いありません。彼女たちはアニメにもなり、MVも存在するのですから。さよならコドモスパンクハッピー。君たちは最高にカッコよかったよ。ほとんど話してないけどさ笑。 「新音楽制作工房」代表 菊地成孔
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