外国人運転手のレンタカー事故 観光地で急増 ルールの違いに困惑 店側の対策も
標識の違いや言語の壁…貸し出す前に対策も
山梨県富士河口湖町にあるレンタカー店には、この日も多くの外国人の姿がありました。 利用客の8割以上が外国人ということで、店は日本の運転ルールや注意事項を丁寧に説明します。 オーストラリアからの観光客 「日本での運転に緊張しています。オーストラリアの道路はもっと広いから、日本ではゆっくり安全にいこうと思います」 台湾から来た女性 「日本でどうやって運転するか学ぶために、動画を見てきました」 「(Q.日本と台湾は違いますか?)日本は左側通行ですが、台湾は右側通行なのでそこが違います」 トヨタレンタリース山梨 大井渉さん 「店舗でも必ず注意喚起を行っております。お話をうかがうと、慣れるまで10分から15分ほどかかってしまうというところで、そういった時はゆっくりと走行をするように心がけていただいています」 山梨県警によると、富士五湖地域では外国人観光客のレンタカーによる物損事故はおととしは417件でしたが、去年は770件と1.8倍に。今年はさらに増加傾向で、7月末時点ですでにおよそ600件の事故が起きているといいます。 また物損事故に占める外国人の割合は、おととしは1割でしたが、今年は2割に増えています。 なぜ、外国人によるレンタカーの事故が起きてしまうのか。別のレンタカー店に聞きました。 ヨシムラレンタカー 吉村公介さん 「一時停止が分からなくて見過ごしてしまうというケースも散見されますし、一時停止の重要性を認識されていないお客さまも多くいますので」 日本で初めて運転したというオランダからの観光客は、次のように話します。 「オランダの一時停止標識は八角形だけど、日本のは三角形。それと、どうしても言語の壁がある」 「(Q.説明を受けていなかったら分かりづらい?)不安だったと思う。オランダと日本、どちらも一時停止の標識は赤いけど、何が書かれているかは読めなかったと思う」 標識の違いや言語の壁が…。そのため貸し出す前には、こんな対策もしているといいます。 吉村さん 「1つ道路標識を覚えてほしいです。逆三角形の標識は一時停止と常に思い出してください。たくさんの人が一時停止標識に関する事故を起こしているので、事故を起こさないようにちゃんとお伝えします」 台湾からの観光客 「OK」 英語を話せるスタッフが常駐。さらに事故の増加を受けて、交通ルールの事前説明を重点的に強化しています。 吉村さん 「観光客も事故をしたくて車を運転しているわけではないので、地域の人たちも海外の人たちが運転していることにより安心を感じてもらえるような体制づくりを私たちは必要だと思って頑張っています」 (「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年9月15日放送分より)
テレビ朝日