神谷くんとマルクス主義!
神谷くんが質問主意書で「文化的マルクス主義」という言葉を使っていて、話題になっていた。
https://x.gd/JzJBE
共産主義やらマルクス主義が、唐突に使われていて、驚いた人も多いかと。
背景を秘書(ちゃぴさん)にまとめてもらいつつ、以下、加筆しつつ説明を。
1. 日本における輸入語としての「文化的マルクス主義」
• 元々はアメリカの保守・右派が使ってきた陰謀論的フレーズ。
• 「フェミニズム」「LGBT権利」「移民受け入れ」「多文化主義」などの社会変化を、「裏でマルクス主義者が仕組んだ文化破壊」と説明する。
• 学術的根拠は乏しい。
2. 参政党における利用の仕方
• 参政党は「文化的マルクス主義」という言葉を、「家族制度や伝統的価値観を壊そうとする流れ」を批判するために使う。
例:選択的夫婦別姓、ジェンダー平等教育、LGBT理解増進法、多様性の尊重など。
じゃあ、多夫多妻制にあこがれる神谷くんは、文化的マルクス主義者やないの???
https://x.com/irumina_tea/status/1902473783266701423
• 「暴力革命ではなく、教育や法律を通じて静かに社会を変えていく思想」と説明し、「これは危険だ」と強調する。
• 神谷宗幣氏は特に、教育・メディア・法曹界などのエリート層が「文化的マルクス主義」によって日本人をコントロールしようとしている、というレトリックをよく用いている。
質問主意書では、「共産主義勢力が司法試験合格者を通じて法曹界への浸透を試みている!」と書いている。
やっぱり司法試験に合格できなかった(途中で諦めた)ことは、彼の人生に影を落としているのか…とか同情してる場合じゃないっちゅうねん。
どんな理屈やねん。
3. 政治的な機能(お手軽、かつ、脳みそを使わなくて良い)
• 敵をわかりやすく作るレッテル貼り
→ 「LGBT」「夫婦別姓」「多様性」といった個別の論点を「全部マルクス主義の陰謀」とまとめて批判できる。
• 支持者への危機感の喚起
→ 「このままでは家族が壊れる!」「日本の伝統が潰される!」と訴えることで、草の根保守層の動員につながる。
• 政策論争を避けられる
→ 本来なら「夫婦別姓のメリット・デメリット」「LGBT理解の社会的影響」と具体的に議論する必要があるが、「文化的マルクス主義だから危険」という抽象的批判で片づけられる。
いやー、らくちん!らくちん!
ほんまにどこまで都合がいいねん。
4. 問題点・批判
• 論理的な矛盾
→ 実際の共産主義国家はLGBTを弾圧してきたので、「LGBT推進=マルクス主義」という図式は成立しない。
はい、みんながそのことでポカンとしていました。整合性は?
• 陰謀論的色彩
→ 「教育や法律を通じて密かに日本を壊そうとしている」というストーリーは科学的根拠に乏しい。
さすが参政党クオリティー。
でた。「非科学」!
• 社会分断を助長
→ 本来は合意形成やバランス調整が必要なテーマ(家族観、ジェンダー観など)を、「敵の思想」と断じることで対話が難しくなる。
分断しまくるの、本当に迷惑ですわ。
まとめると:
参政党が言う「文化的マルクス主義」は、欧米発の陰謀論的フレーズを輸入して、日本の伝統・家族観を守りたい保守層に響くように使っているレトリックです。実際の共産主義国家の政策とはほとんど関係がなく、政治的には「敵をひとまとめにして批判するための便利な言葉」として機能しています。
※ちなみに、私は心優しき同級生なので、「マルクスマルクスとか言い出して、今年の夏は暑すぎたから、神谷くん、頭がどうにかなったのかしら」と心配したけど、かなり前からこの陰謀論がお気に入りらしいです。
心配して損したわ。
こちらが答弁書。
「お前、何言ってんの?」(おこたえすることはこんなんである)との答弁が延々と書かれている。
こんなことに時間と労力を使わなきゃいけないなんて。
ご苦労様です。


