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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

1962...青い瞳のステラの時代

2025年09月16日 | open
 
1962年の春のまだ寒い頃。
1才児の俺。
場所は忘れた。目黒に住ん
でた頃だ。
なんかの大きな集会だった。
都内だろな。
自動車ショー?
違うな。違う何か。
原水禁の反戦集会かも知れな
い。
私は「団結」と書かれた白い
鉢巻をしている。
鉢巻がでかくて帽子みたいに
なってるが(笑
この日のこの時、父はダーク
なスーツを着ていた。

遠方のバイク、YDS1じゃね?
いや、サイドカバーが違う
なぁ。
もしかすると、1960年発売の
ホンダCB72かも。


当時国内一の爆速だったヤ
マハのYDS1といい、ホンダ
のCBといい、当時の国産二
輪車は完璧にヨーロピアン
スタイルだ。
さらに突っ込むと、英国車
のスタイル。
1962年当時は英国では不良
少年のロッカーズたちがカ
フェレーサーでエースカフェ
に乗りつけて、ロンドン市
内で無届ゲリラ的公道レー
スを繰り広げていた頃だ。

英国ロッカーズ。(本物)

最近、日本でも見かけだけ
カフェレーサーが流行って
いるが、体制の横暴に抵抗
しないロッカーはいない。
いたとしたら、そりゃパチ
のロックだ。
カフェレーサーに乗る英国
ロッカーズは体制への抵抗
のレジスタンス魂を強く持
っていた。
ニセ正義マン根性まる出し
の体勢ベッタリの犬みたい
な人間が仮に今日本国内で
カフェレーサーを転がして
いたとしたら、そりゃ見か
けだけでなく中身もパチだ。
ニセモン。本物のニセモン(笑

人よ、抵抗せよ。
権力の専横に。
わが生存と人の世の光のため
に。

 
 
 
 
 
 


 

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