トランプ政権、左翼過激派「テロ」運動の解体表明 カーク氏殺害受け
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【9月16日 AFP】米国のスティーブン・ミラー大統領次席補佐官(政策、国土安全保障担当)は15日、保守系政治活動家チャーリー・カーク氏の殺害に関与したとされる「大規模な国内テロ運動」をドナルド・トランプ政権が解体すると表明した。
J・D・バンス副大統領が司会を務めたカーク氏のポッドキャスト番組で述べた。
ミラー氏は、「今回の暗殺につながった組織的な活動に対する怒りを全てつぎ込み、これらのテロネットワークを根絶・解体するつもりだ」と述べた。
ミラー氏とバンス氏は共に、台頭する左翼過激派運動が存在すると主張し、政権は今後この運動を標的にすると述べた。
ミラー氏は、「司法省、国土安全保障省、そして政府全体で保有するあらゆるリソースを投入し、これらの組織を特定、妨害、解体、そして壊滅させ、米国を再び米国民にとって安全な国にするつもりだ」と述べた。
カーク氏殺害の詳細がまだ完全には明らかになっていない中でのこの発言は、反トランプ派の一部の間で、このようなキャンペーンが反対意見を抑圧するために利用されるのではないかと懸念を引き起こした。(c)AFP