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カネで「左派名門大」を叩いたトランプ氏…支持層は結集しても人材は流出(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.09.15 14:35
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「大学は知識追求の場ではなく、左派世界観を押し通そうとするところだ」--。

9月10日、米国ユタ州ユタバレー大学で銃撃を受けて亡くなった「青年MAGA(アメリカを再び偉大に)」のチャーリー・カーク氏が5月、フォックス(FOX)ニュースで語った言葉だ。2012年、非営利団体「ターニングポイント USA」を設立し、850の米大学に支部を置き、左派志向の教授や学生と「文化戦争」を繰り広げてきた。

 
カーク氏は「私が間違っていることを証明せよ(Prove me wrong)」という即問即答の討論中に銃撃を受けたが、9月25日にはアイビーリーグの一つであるダートマス大学で進歩系インフルエンサーのハサン・パイカー氏と討論バトルを行うなど、米大学10カ所余りで同様のイベントを行う計画だった。

ドナルド・トランプ米国大統領が「大学はマルクス主義狂信者に支配されている」として大学に圧力をかけ始めたのは、カーク氏のようなMAGA伝道師の後援があったからこそ可能だった。トランプ氏が「偉大な伝説が死んだ。(カークは)私が愛し敬った人物だ」として半旗掲揚を命じるなど、その死を悼んだのもそのためだ。

◇反ユダヤ主義根絶を名分に改革要求

トランプ氏の「大学立て直し」プロジェクトは、2月に「反ユダヤ主義根絶タスクフォース」の設立によってスタートした。2023年10月のガザ地区戦争開始後、イスラエル軍の軍事作戦に反対するキャンパスデモに消極的な対応を取った大学を問責するという名分だった。ハーバード大学・コロンビア大学・ジョンズ・ホプキンス大学など10校を指定して調査を行ったが、それで終わりではなかった。

トランプ政府は3月から、これらの大学にブラウン大学・コーネル大学・プリンストン大学・バージニア大学などを加え、名門大学全体に範囲を広げ、大々的な改革を要求した。▷多様性・衡平性・包摂性(DEI)プログラムの廃止 ▷教授採用・学生入学に関する情報提出 ▷外国人留学生入学要件の強化--などが骨子だ。大学における性的少数者・人種的少数者・外国人優遇の傾向を改めようというのがねらいだった。

◇政府「資金凍結」…大学「降伏宣言」

圧迫手段はカネだ。ハーバード大学に22億ドル(約3240億円)規模の連邦政府補助金の支給を凍結したのを皮切りに、主要大学への政府支援資金を保留・削減した。年間運営収益において政府支援が占める割合が15〜50%にもなる米国の大学の財政的弱点を狙い撃ちしたのだ。

「資金凍結」の効果は大きかった。ブラウン大学とコロンビア大学は人種・性別・試験成績など入学資料を政府に提供し、それぞれ10年間に5000万ドル、3年間に2億ドルの資金を政府に納めることにした。ペンシルベニア大学は在学中に男性から女性へ性転換し、全米大学体育協会(NCAA)水泳大会で優勝したトランスジェンダー水泳選手リア・トーマスさんの記録を7月に削除し、試合で不利益を受けた女性選手に謝罪することにした。バージニア大学とノースウェスタン大学では財政的圧迫に耐えきれず総長が辞任した。

政府の措置に対して訴訟を提起したハーバード大学だけが、今月3日、連邦裁判所から「支援金凍結・中断措置の取り消し」判決を勝ち取ったが、ホワイトハウスは即座に控訴の意思を表明した。

◇保守エリート・低所得白人の結集を狙う

トランプ氏がなぜ「大学叩き」に熱を上げるのか。それは支持層結集のテコとして有用だと考えているからだ。大学が左傾化していると考える保守エリート層と、名門大学を「彼らだけのリーグ(排他的集団)」とみなしている低所得白人労働者層の不満を一挙に取り込めるとみているのだ。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「多くの保守主義者は名門大学を『ウォーク(Woke・進歩価値追求運動)』イデオロギー洗脳の温床だと考えている」と伝えた。彼らは1990年代のポリティカル・コレクトネス(PC)、2000年代の「ウォール街を占拠せよ」(米国政財界への抗議運動)、2020年の「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ)」デモ、2024年の反イスラエルデモなどはすべて大学発だとみている。

低所得層の間では、天文学的な学費がかかる大学に対する反エリート感情が高まっている。ピューリサーチセンターによると、米大学が国家に否定的影響を及ぼしていると答えた回答者は2012年の26%から昨年は45%へと急増した。ジョンズホプキンス大学のロナルド・ダニエルズ総長は「トランプは高等教育に批判的感情を持つ有権者の怒りと不安を活用する天才的才能を備えている」と評価した。

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カネで「左派名門大」を叩いたトランプ氏…支持層は結集しても人材は流出(1)

2025.09.15 14:35
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13日(現地時間)、イスラエル・テルアビブのある建物に、ドナルド・トランプ米国大統領(左)と10日の銃撃で死亡した保守右翼活動家チャーリー・カーク氏が一緒に写った大型写真が壁面に掲げられている。写真には「偉大なるチャーリー・カーク、安らかに眠れ」という言葉が添えられている。[写真 AFP=聯合ニュース]
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