「スタッフも被災者、既に手いっぱい」牧之原の福祉施設、再開見通せず 自宅退避の利用者ケアにも課題【台風15号】

台風15号の竜巻に襲われた牧之原市で、障害者や高齢者が利用する福祉施設13棟が被災した。事業再開が見込めない施設もあり、在宅の利用者の精神的ケアや孤立対策が求められている。「パニックというよりも利用者の方は、ただただあぜんとしていた」。就労継続支援B型事業所「あじさい」(同市細江)の女性スタッフ(46)は発災当時の状況をこう振り返る。「ゴオオ」という音が響いた直後に突然、窓ガラスが割れ、室内の電気が消えた。飛散したガラスが顔などに刺さり…

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