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【お前らクスリでもキメてるのか?】ヤフーコメントは安定の情弱



東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。

「旧式」装備を大人買いする防衛省の無責任さ 無反動砲に見る「ずさんな装備調達」の実態 | 日本の防衛は大丈夫か
https://toyokeizai.net/articles/-/728806

でいつも通りYahooニュースに転載されてコメントがつくのですが、相変わらず憂国を気取るくせに日本語が読めていない人たちが多いです。
どうせスマホで斜め読みしているのでしょうが、それにしても軍事や工業に関する無知が酷すぎる。そのくせ、お前は軍事を分かっていないとウエメセで説教する。

そしてこれらの人たちの根底にあるのは自衛隊無謬論です。それはある意味カルト宗教と同じです。そこに知性はない。
話の肝はサーブの生産終了でM3の調達は完了しない。今後の消耗部品の調達も当然短くなる。陸幕はM3とM4を併用せざるを得ない。これは兵站や教育が二重となって不効率。
能力的にM4は別物である。
これらを明記しているのですが、日本語が読めない人たちには届かないようです。


>M3調達をかなり否定していますがM4は構造的に軽量です
ただし、そのため壊れやすく陸自で使うにはかなり怖いでしょう
どちらが良いかは一長一短あってどうこうとは言えません

いや、M4が壊れやすいという話は聞いたことがありませせん。確かにM2からM3になって軽量化したため二脚が壊れやすくなったということはありますが、M4では聞いていません。いったいどこで聞いた話でしょう?

そもそも軽量化主たる部分は砲身の素材を炭素繊維のコンポジットにしたからです。ご説の通りであれば航空機に炭素繊維つかうことも駄目でしょう。

>性能については、いくら高性能でも自軍の運用法に合わないものは宝の持ち腐れです。
信頼性については、枯れた技術を使う旧型兵器の方が、新技術を使う新型兵器より信頼性が高くなります。
>納期については、新型兵器を導入しようとも必要数が揃わなければ意味がないので、敢えて納期の早い旧型兵器を選択し必要数を揃える場合もある。
コストについては、新型兵器の方が複雑で値段が高い場合が多い。
>よって、買うのは常に新型にすべきというのは違います。
>今回の自衛隊の場合は、現状で足りていないM3を先ずは必要数揃えてから、順次一部をM4に切り替えて必要に応じてM3とM4を使い分けるという考えで、今回はM3を注文したのではないでしょうか。

これも一見もっともらしいコメントですが、本文をきちんと理解していません。無論古い装備の方がいい場合もありますし、それはぼくが日頃言っている話です。

ご案内のようにサーブはM3の生産をやめます。ということは例えば陸幕が700門のM3を必要としてもサーブが生産をやめれば調達できません。そうであれば数は揃いません。

「納期の早い旧型兵器」というのもカール・グスタフに関して事実ではありません。根拠もありません。
サーブやいやいやながらM3のライン終了を延長して陸幕のために生産しているわけです。M4に生産を集中したほうが早く調達できます。

一般に兵器にかかわらず、工業製品は初期に低レートで生産を始めて安定してきたら量産に移ります。その後生産終了に向けて生産能力を絞っていきます。この常識を理解していない。

M3を調達しても途中からM4にならざるを得ない、だからぼくは、はじめからM4で統一しすべきだと主張してきました。

>最新式の高い装備品を部隊定数ギリギリかそれ以下で調達するか、「旧式」とされている最新式の物より安い装備品を定数の1.5倍の数を調達するか
>部隊の継戦能力を考えたら後者なんですよ。 定数ギリギリということは必要最低限しかないということです。早い話、予備戦力がないということです。

>この記事は新旧やカタログスペックだけの表面的なことばかり書いてロジスティクスの面に一切触れてない浅い記事だなと感じます。

これまたおりこうな自分に酔っているコメントです。で「無能な筆者」を叱っている自分すげーに酔っています。

いくらカネをつもうと今後M3の調達はできません。陸幕はカール・グスタフ更新の数量を発表していません。そして自分の脳内自衛隊すげーといっているわけです。
陸自は編成数以上の装備を買いません。つまり予備はありません。その事実は問題だとぼくは常々指摘していますが、この人の脳内ではその予備が存在するのでしょう。
その理屈であれば、空自がF-35を買うのも問題でF-15やF16を買うべきだということでになります。

>2013年にはまだM3しかなかった。当然M4が出るのは分かっていた。しかし、価格が高いうえに急いで調達する必要があるからM3にした。

では何で5年間も途中で調達を停止してたのでしょうか。日本語が読めないようです。

>例えば、「数年待てばM4がリリースされる」と言いますが、その時期は正確に予定できますか?従来通りM3で済ませるのと比べて、M4の導入には数年待つほどの価値があると言えますか?


>「来年になれば新型が買える」と言って、敵は来年まで待ってくれるのでしょうか?

5年も調達停止してのだから火急の調達ではなかったことは明らかです。

>一説にはm4の価格はm3の1.5倍と聞く。
要はすき家で牛丼3食買うか、美味しい定食屋さんので牛丼を2食買うかって話。
人が3人居れば、質が劣っているとしても、当然前者を選ぶことになる。
いくら防衛費増額といえども、予算には限りがある。

いや、その限られた防衛予算で5倍10倍で火器をかっているのが陸幕なんですが。
それにM4は発射数のカウターがついていて、正確に砲身寿命が把握できます。M3までは概ねで把握している程度なので寿命があっても廃棄されます。つまりM4はギリギリまで使用できるわけです。このため砲本体についてはライフサイクルコストは大差がない、というのがメーカーの説明です。


>まず、記者はもう少し軍事兵器がどういったものか勉強するべき
新型兵器=高性能
旧式兵器=低性能
これは、映画や小説などでよく言われるが現実の場合は新型が必ずしも優秀とは限らない
新型兵器の最大級の欠点は、実戦経験がないためいざ実戦で使うと実は全く使い物にならないというのも過去の歴史には存在する
だからユーチューブでは、珍兵器開発の解説動画もあるぐらいだから
むしろ、実戦経験があり故障などがない兵器のほうが現場の兵士には重宝される(その最たる例が、アメリカ空軍のA-10)
最近の記者は聞きかじった情報やカタログスペックだけで判断しているが、もっと勉強しないとダメだと思う

これまた「駄目なプロに説教している俺様すげー」な自己陶酔型コメントです。少なくともぼくはこの人よりは勉強しているし、サーブや陸幕、装備庁、実際に使っている現場の隊員にも取材しています。
それに生産が終了したM3は調達できません。日本語が読めないようです。

>武器に詳しい事は承知しています。ならば、日本国において、政府の通常予算の要求がどのように行われているか、そう言う面の実際についても勉強されたらいかがか。 財務省主計局の指摘は、それはそれは厳しいものです。特に政務から無理強いしてシーリングの天井を上げた時などは、今までより以上に厳しく査定しようとします。陸幕や調達庁を指摘していますが、返す刃で、あなたの見識不足も露呈しています。

これも詳しいぼくちゃん、素敵な自己陶酔型です。単なる妄想でしかない。残念ながらぼくは過去長年防衛担当主計官にも取材しています。

>情報が古い。
防衛費増大と同時に必要な兵器を容赦なく買っている。
国内メーカーではなく、今すぐ対応できる海外製も多い。
カール・グスタフに限った話だと、去年大量発注をしている。
M3はラインを畳むので、2025年納入品はM4との考察。

記事を全く読んでいないコメント。

>>これらのことから装備庁と陸幕には装備調達の当事者意識と能力が欠けていることは明らかだ。

>取材はしたのでしょうが、所詮はその実務を担当したことのない素人が「明らかだ」などと断定しているような記事だと知っていれば最後まで読まなかったな。悔しい

いや、「その程度のブンヤ」にわかる理をわかっていないから指摘しているのですが。この人の理屈ならばジャーナリズム自体は不要ということになります。

>毎度、根拠なく想像だけの記事。国産装備をけなし外国製装備を礼賛しながら価格がどうのこうのとケチを付ける。ならばどうすればとの提言のないいい加減な記事。

M3も輸入だと書いているのですが、読めないのでしょう。

>清谷っぽいなって記事を読んでたけど、やっぱり清谷だった。
まず清谷の記事なら最初に書け。はっきり言って時間の無駄だ。

これも多いタイプの批判ですね。具体的に反論できないから悔しいのでしょう。

>最新型のM4を調達しないとは言っていない(著者の思い込み)。
製造終了前に予備品確保も含めて多めに発注することは間違いではない。
新規装備を導入したら、運用方法、教育方法等を作る必要があり、それに数年要する。
著者が数年待てると思っているほど、日本政府は余裕を持っていない。
>批判ありきの感情的な文章

これまた日本語が読めない人。M4を調達しないなどどこにも書いていないことが読めるらしい。クスリでもキメているんでしょうか?

数年待てないといっているが、じゃあ何で5年も調達止めたんでしょうね?

ほんと頭の悪い奴らは文章が読めないということです。
こういう手合がWiLLとかHanadaとか読んでいるのでしょう。
自衛隊のダメさを全肯定するから、駄目なことが変わらない。
現場の隊員からすれば一番の天敵でしょう。

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清谷信一(きよたに しんいち、SHINICHI KIYOTANI) 防衛ジャーナリスト。 ドイツの防衛専門誌、「European Security and Defence」日本特派員、 日本ペンクラブ会員。公式ブログ https://kiyotani.at.webry.info/
【お前らクスリでもキメてるのか?】ヤフーコメントは安定の情弱|清谷信一
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