自民党 両院議員総会 森山幹事長 退任意向表明
自民党は、2日午後両院議員総会を開き、参議院選挙の大敗をめぐり党の総括委員会がまとめた総括報告について意見を交わしました。
また、森山幹事長が幹事長を退任する意向を表明しました。
両院議員総会の冒頭、石破総理大臣は、参議院選挙の結果について「国民の期待に応えることができなかったこと、同士を多く失ったことは、ひとえに私の責任である」と陳謝しました。
その上で、「地位にしがみつくつもりは全くない」として「自由民主党として道筋を示す、皆さん方とともに示す。それが私の責任であり、皆様とともにそれを果たし、そして責任から逃れることなく、しかるべき時にきちんとした決断をすることが私が果たすべき責務である」と述べました。
総会はおよそ3時間にわたって行われました。
森山幹事長は、総会の最後に幹事長の職について辞意を表明した上で、扱いを石破総理大臣に預けました。
総裁選挙管理委員会は今後、総裁選挙前倒しの是非をめぐり、所属国会議員と都道府県連に意思確認の通達を出す予定で、前倒しを求める議員からの書面提出は今月8日を想定しています。
自民党の鈴木俊一総務会長と小野寺五典政調会長は2日退任する意向を石破総理大臣に伝えたということです。