米保守活動家射殺、事件から33時間で容疑者拘束 調べに対し黙秘
(CNN) 米保守活動家のチャーリー・カーク氏が射殺された事件で、連邦捜査局(FBI)のパテル長官は12日、タイラー・ロビンソン容疑者がユタ州で現地時間11日午後10時に身柄を拘束されたと明らかにした。
複数の情報筋がCNNに明かしたところによると、ロビンソン容疑者は調べに対し黙秘している。
パテル氏は「連邦政府が総力挙げ、ここユタ州のパートナーやコックス知事と協力したおかげで、容疑者は36時間足らず、正確には33時間という歴史的なスピードで拘束された」と説明した。
パテル氏によると、FBIによる「法医学的な証拠分析が既に実施」されている。1万1000件を超える手がかりも確認したという。
事情に詳しい情報筋2人はCNNに対し、ロビンソン容疑者が捜査員に対し黙秘していることを明らかにした。
情報筋の一人によると、ロビンソン容疑者は当初こそ一部の捜査員と話していたものの、12日午前に「弁護士を付けた」後、すぐに口を閉ざしたという。黙秘に転じる前に捜査員と話していた内容は不明。