転職したら「仕事内容が違う」トラブルには対抗できるのか?
転職したら聞いていた「仕事内容」と違う!
日本企業であるあるの転職後のトラブル事情の一例ですが、
入社してみたら、「あれ?聞いていた仕事内容って違くない?」(-_-;)
ということありませんか?
多くの類似ケースを聞いていると
「もっと企画戦略に加わると思ったら、ただの管理業務だった。。」
「部下と聞いていた社員は、単なる後輩だった(仕事指示はできない)」
「勤務先が、すぐに変更になって、地方転勤。。」
などなど。
このトラブルに、対抗はできるのか?について、私自身も過去多くのケースを見てきましたし、専門家である転職エージェント様にも聞いた結果を参考にお伝えします。もっと詳しく知るなら、こちらもご参考👇
実は結構多いトラブル。でも、事後の対抗はそこそこ厳しい。
結論から申しますと、「実は結構多いトラブル。でも、事後の対抗はそこそこ厳しい」ということです。
実は、日本の雇用契約はJOB型(ジョブ型)契約ではないため、
「仕事の中身・内容を確定した」雇用契約はほとんどのケースで結んでません。(自分の雇用契約を確認しましょう)
よって、仕事内容が違うというのは、労働条件書で最初に従事する仕事内容として、記載はあることが多い(例「XXに関する業務」など)ですが、その後締結される労働契約上は、あまり明確になっていないことが多いです。
なぜ、仕事内容を明確にしない?
なぜ、日本企業では、労働契約で仕事内容を明確にしないかというと、人事異動させられないからです。まだまだ、正社員は、転勤・異動がありの前提の人事制度になっています。
一方で、勤務地は、最近配慮されてきており、「勤務地限定採用」というものがあります。しかし、このような限定された雇用契約もまだ稀ですし、処遇面では落ちることになります。
雇用契約書が手元にあれば見てみてください。
普通、正社員の場合は、「期間の定めなし」ぐらい書いていないのです。(期間限定社員や契約社員の場合は、仕事内容が明記されていたりします)
よって、ざっくりと正直なところ、労働条件ではなく、仕事内容は、残念ながら入社後に「指示命令で、いかようにでも雇用者側が事後に改変できる」(極端なケースは除きます)ことになります。
でも!何とかトラブル回避できないのか?
さすがに最初に着任する仕事が、面接で言っていた応募内容と違っていたら、それはそれで問題です。これは企業としての信頼の問題ですね。
※ちなみに、実際の「労働条件」が違う場合、労働者は明示された条件通りにするよう会社に要求する権利があります(労働基準法第15条)
しかし、上記はあくまで「労働条件」であって、例えば、企画の仕事やりたい!戦略的な仕事ではない!という「仕事内容」までは対抗できません。
着任後の仕事が違う(改悪)場合は、ブラック企業としてSNSで拡散されるリスクもあります。よって、多くのケースでは、当然ですが、最初の仕事は、出来る限り応募者の希望通りになるものが多いでしょう。
しかし、転職後、半年もしてくると、だんだん内容と変わってくる、異動させられるなどの会社側の措置に文句が言えなくなってくるのは実態なんです。
ではこのトラブルをどうするのか?
まずは、入社時にしっかり、面接等で確認することは大事です。
労働契約的な拘束力はなくとも、面接時に確認しましょう。
例えば、
「少なくとも1年間は、異動無いでしょうか?」
「この仕事は企画業務ですよね?(可能なら詳細に)間違いないでしょうか?」
「部下とありますが、私が直接指揮できる部下になりますか?」
とコミュニケーションはしっかり取っておくべきです。
「入社後は何でもやります!」と言ってしまうと、すぐに異動させられてしまうリスクがありますので、十分注意しましょう。
少なくとも最初の仕事内容は、希望の内容になるよう、コミュニケーションで明確にしておきましょう。但し、1年後、2年後は、いわゆる仕事を限定しない雇用契約(主に正社員)の場合、雇用者側の都合でいかようにでも異動させられるのが実態です。
覚悟も必要
大事なのは、ジョブ型ではない日本型企業の場合、「この覚悟をもって、転職はすべき」ということでしょう。もし、決まった仕事、職位で変わりたくないなら、外資系、専門職が向いているかもしれません。
会社は辞められないなら、副業兼業でやりたいことも考えてもいいかもしれません。


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