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「昔の夏はもっと涼しかった―」トレンド値で検証してみると… 50年前とは「身体にかかる負荷2~3倍」

2025年9月2日 05時10分 (9月2日 06時41分更新)
 「昔の夏はもっと涼しかった―」。こんな会話を交わしたことはないだろうか。記録的な暑さとなった今年の夏。実際、昔と比べてどれほど暑くなったのか。半世紀にわたる夏の気温の変化を基に検証すると、50年前と様変わりした姿が見えてきた。 

(右)1986年8月23日、名古屋市内の公園でセミを追う子供たち (左)2025年8月18日、名古屋市内が体温を超える気温となり西日に日傘を差す通行人

 人の暑さの印象の変化を調べるため、1975~2025年の51年間を対象に気象庁のデータから8月の名古屋市の「最高気温の平均」と「最高気温35度以上を記録した猛暑日の日数」を集計した。また、最高気温の平均は冷夏など年ごとの気象条件によって乱高下が激しいため、その年を含む過去5年間の平均値を「トレンド値」とし、長期的な傾向も調べた。
 その結果、今年8月の最高気温の平均は36・6度を記録し、半世紀前の75年当時と比べると5・5度上昇した。「トレンド値」で比較すると、最高気温は2・9度高くなっていた。
 猛暑日の日数は75年が0日に対して、今年は25日に...

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