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【元HF経営者が解説】 市場を先回りする投資アイデアを生み出し続ける根本的な方法

▪️自己紹介

JGB366と申します。2003年生まれの22歳です。
Judge Mental(人間の裁量判断)とQuantitative Analysis(定量分析)の融合に可能性を見出し、23年10月より自己勘定トレーディング会社を経営してきました。

24年の4月からは合同会社の定款をファンド仕様に設計することで外部投資家から資金を受託し、24年4月から25年5月までの約14ヶ月で約+120%の運用リターンを生み出しました。

しかし、今年5月末に遭ったロードバイク事故に端を発して、経営危機を引き起こし、現在は旧ソビエト圏からの会社の再建と再起を図っています。

▪️そもそも相場で儲けるとは

結論:市場で利益を上げるとは、「群衆より先にポジションを取ること」に他ならない

日本国債366

結論から言うと、相場で儲けるとは「市場に先回りすること」に他なりません。自分が投資した後に、後追いで投資したい人が多く集まれば、自分は取得した価格よりも高く売り抜けられます。

ケインズの“美人投票”がしばしば喩えに使われますが、これには時間の概念が欠落しています。群衆が気づく「前」に買い、気づいた「後」に売り抜ける。この時間差こそがリターンを生む本質的ドライバーです。

▪️具体的なフレームワーク

相場で儲けるためには、=他の市場参加者の注文に先回りするためには、方法は以下の2つしかありません。

 情報の「取得」によって優位に立つ
② 情報の「解釈」によって優位に立つ


まず、①情報の取得とは他の市場参加者に対して、より正確な情報を、より早く取得するということです。これは、徹底的なリサーチを行なうことでしか解決できないある種の「情報取得戦」です。
市場では、常に参加者が利ザヤを求めて注文を出すことで、様々な新しい情報が織り込まれ続けていきます。よって、他の参加者より先に正確な情報を取得できれば、他の市場参加者の注文に先回りできることができます。

次に ②情報の解釈とは、ある情報に対する市場参加者の解釈の変化を先取りするということです。同じ情報が与えられても、それに対する認識は人によって異なりますし、同時にそれは時間の経過とともに変化します。他者に対して自分だけが異常に賢い場合、彼らが次に何を考え出すかが手に取れるように分かるというのがイメージです。これはある種の「推論戦」です。

▪️情報を他者よりも「早く正確に取得」する

情報取得戦において、利用できる情報は大きく三層に分類できます。

1 公式情報

  • 決算資料、統計、公的機関・中銀・規制当局の発表

  • 特徴:信頼性は高いが、発表タイミングは全員に同時。

  • 実務ポイント:

    • 前回との文言比較(例:「一時的」→「持続的」への言い換え)。

    • 決算説明会資料などにおいても、脚注・Q&Aまで必ず確認。本文より重要な示唆が潜む。

2 準公式情報

  • 業界紙、専門メディア、求人データ、サプライチェーンの断片情報

  • 特徴:公表の裏付けを補完する。公式より早いが信頼度は中程度。

  • 実務ポイント:

    • 求人:技術職や規制関連職種の急増は構造変化のシグナル。

    • 仕入れ/納期:供給制約や需要急増の初期サインになりやすい。

    • 業界紙:大手メディアよりも「先出し」が多い。

3 オルタナティブ情報

  • POSデータ、クレジットカード決済データ、ソーシャルメディア、アプリDL数、検索トレンド、オンチェーンデータ、物流・衛星データ、その他

  • 特徴:速報性が高く、公式統計に対して常に先行する。

  • 実務ポイント:

    • 在庫や輸送量:需給の反転点を示す。

    • 検索動向:ナラティブが一般化する速度を測る。

    • オンチェーン:資金移動・フローをリアルタイムに把握可能。

情報取得の実務姿勢

  • 全てを網羅することよりも、状況の変化を緻密に拾うことが重要。

  • 毎回「新たに何が変化したのか」を確認する癖をつける。

  • 単独の情報で判断せず、複数の情報ソースからその情報の確度を判断する。

▪️ 情報の解釈を「先取り」する

推論戦の本質は、既知の情報の解釈の変化を先取りすることです。
新しい情報は、時間の経過とともに次の4パターンに分類されます。

ネガティブ情報の2パターン

  1. 忘却される

    • 初期は注目されても、数日で材料視されなくなる。

    • 例:一社の不祥事が業界全体に波及しない場合。

  2. 不安が増幅する

    • 当初は限定的と見られたが、日を追うごとに「システムリスク」として解釈が拡大する。

    • 例:SVB破綻が「一銀行」から「金融システム全体」へ拡張。

ポジティブ情報の2パターン

  1. 一過性で消える

    • 決算サプライズなど短期的に注目されるが、供給制約や制度要因がなくすぐに織り込み終了。

  2. 構造的に強まる

    • 当初は偶発的と思われたものが、需要構造や制度の変化と結びつき「長期の成長物語」へ転換。

    • 例:NVIDIA決算がAI投資の持続的成長シグナルに。

実務での着眼点

  • 方向性:忘却か、増幅か/一過性か、構造化か。

  • 速度:その転換がどれくらいの速さで起きるか。

  • 強度:どれほど長く市場に影響を残すか。

他者より早くこの分岐を見抜くことが、推論戦を制する唯一の方法です。

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