太地町立くじらの博物館(稲森大樹館長)1階講演室内で13日、参加型創作・交流イベント「くじらまみれ」が始まった。全国からクジラファンが集う人気企画。初日から県内外から多くの人が訪れ、作品鑑賞や作家との交流を通してクジラの魅力を再発見していた。出展作品は一部を除きほとんどが購入できる。15日(月・祝)まで。
イルカやクジラを題材にした作品を手掛けるアーティストを全国から招き、出展ブースで作品の展示・販売を行うイベント。開館50周年の記念イベントとして2019年に初開催し、コロナ禍を挟んで4回目となる。今年から公式Xを立ち上げて広く周知。博物館の存在を知ってもらうきっかけにもなっているという。
今回は過去最高の21組が出展。アクリル画や置物、アクセサリーやキーホルダー、ポーチやバッグ、帽子やTシャツ、文房具など幅広い作品が並んだ。周知の効果もあり、開館前には列ができるほどで、遠くは九州からの来館もあったという。
宮城県の「おしかホエールランド」によるワークショップでは、参加者はクジラの髭(ひげ)をやすりで削ってかわいらしいストラップに仕上げた。クジラの保護活動とつなげた釣りゲーム「保鯨夢」を行う作家もおり、多くの人の興味を引いていた。
同館の学芸員でもある中江環副館長は「4回目の開催となり、徐々に認知度が広まってきたと感じる。さまざまな作品がある中で、共通しているのはクジラへの愛。そのテーマを通じて作家さんと来場者が交流できるのがイベントの特徴です。同じものがないオリジナルの1点物というのも魅力。日替わりで出展者も変わりますので、ぜひ多くの方に来場していただきたい」と話していた。