「ちょうどさっきパウダーを買いに…」と27歳男性、『メンズコスメ』市場拡大中!工事現場・休憩所にもスキンケア用品、
私も「さりげないけど清潔感がアップする」〝普段使いのメイク〟を、体験しました。 早速、男性ならではのポイントがー。 滝澤絵里さん 「皮脂をコントロールしてくれるプライマーといわれるアイテム。これを汗が出やすい部分に塗っておきます」 男性は、女性に比べて皮脂の量が多いとされていて、その皮脂を抑えることで〝化粧ノリ〟が良くなるそうです。 その後、ファンデーションを塗り、目を明るく見せるために目のくまにコンシーラーを塗っていきます。 最後はパウダー。
レッスンでは、顔半分を先生にメイクしてもらい、もう半分は実際に自分でメイクしていきます。 滝澤絵里さんのレッスン)額中央から鼻筋降りてきまーす。小鼻の脇をクルクルクル 最後に眉をかいて、完成です。 青木アナウンサー)顔が小さくなりました、このあたりがシュッとしてる感じがあって自信持てますね 滝澤さん)自信が付くと、色んなパフォーマンスに繋がってくる。女性もなんですけど男性も同じ。男性の方がそれは強いかもしれない。(今の化粧は)男性と女性の境目がなくなってきていて、同じ人間なので、きれいになりたい、モテたい、清潔感を持たせたいというのは、同じだなと思っています
メンズ美容の普及を目指す日本メンズコスメ協会の原口和也理事長です。 メンズコスメに対しての意識は、ジェンダーレスの時代に合わせて変化してきたと話します。 日本メンズコスメ協会・原口和也理事長 「昔はネガティブな言葉がすごく多かった、いわゆる男のくせにとか。今はそういう意識がなくなったので、参加する時の障害が減っている。大人の男性も取り入れてますし、若い子はスキンケア・メイクしている子の方がおしゃれ、そういう意識になってきている。どんどん多様化していくと思いますし、拡大していく」
一方、このメンズコスメの広がりに期待を寄せる〝意外な業界〟も。 こちらは、仙台市内のマンション大規模修繕工事の現場。 休憩所に常備されていたのはそう!スキンケア用品です。 仕事終わりの作業員が、化粧液シートを使っていました。