【DeNA】ケイが自分でもびっくりの自援護「目をつぶって振ったら当たってくれました。本当にラッキー」
<阪神0-3DeNA>◇9日◇甲子園 DeNAアンソニー・ケイ投手(30)が、リーグ王者阪神を手玉に取った。 【写真】魚雷バットで打席に立つケイ 1回に味方のミスで2死二塁とこの日唯一の得点圏のピンチを招くも、佐藤輝を内角速球で空振り三振。7回3安打無失点でリーグ優勝決定後初戦となった甲子園を沈黙させた。「早めに援護点をもらったので、積極的にゾーンに投げ込めた」と攻めの投球を貫いた。 その「援護点」も自らのバットから。2回2死一、二塁、村上の外角高め直球を詰まりながらも前進守備の外野を破る2点適時二塁打で「目をつぶって振ったら当たってくれました。本当にラッキー。人生で一番の会心の当たりが出ました」と自らもびっくりの一打だった。対阪神は昨季から10試合目で初勝利。今季は防御率0点台ながら打線の援護に恵まれずに未勝利だったが「ようやく勝ててうれしい」とCSファイナルまで勝ち上がれば相まみえる王者に敵地で快投。球団の外国人左腕史上最多の8勝目を挙げた。