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【競馬】いよいよ秋競馬に突入。クラシック最終戦と海外戦に向けて楽しみなレースが多い。そして2歳戦も楽しくなってきた…このままコントレイルが圧倒的な覇権を取るのだろうか?【血統】

秋競馬(残暑)。

お久しぶりの投稿。相変わらずサボってただろ?って話ですけどw 最近、本当に秋がどこかに消え失せたって話題は色々なところで出ていると思うのですけど、夏が長くなればなるほどオイラの活動限界も短くなっていく有様で。寝苦しいのはもちろんですけど、エアコンとか付けすぎると今度は逆に体調がおかしくなりますし、困ったもんですね。また近所の犬の話なのですけど、キャンキャン吠えてる犬がここしばらく虫の息になっていて、自分で体温調節すらできていない感じで…w だいたい、水に浸かりながらコッチに顔だけ伸ばして顔を撫でさせてくれるのですけど、今はそれすら面倒なのか舌だけ出してきてヤル気ゼロ。大丈夫か?ってw
人も動物もツライので、マジでさっさとこの暑さ終わってほしいです。

ということで、競馬のお話。いつのまにか秋競馬に突入していましてw もう色々なお馬ちゃんが走っているわけですけど、本格的にクラシックシーズン最終戦って感じです。週末にはセントライト記念だとかローズSが始まるわけですけど、やっぱり注目は牡馬の方ですかね。

3歳牡馬って、この春先からオイラはずっと言っていたと思うのですけど、とにかく血統的に中長距離を走れる馬が皆無だって状態なんですよね。
そもそも、ダービーの2400mですらギリギリだと。こんな年って本当に珍しいのですけど、春先でオイラがずっと指摘していたこの状況が、じゃあ実際に秋競馬に突入して上位勢の進路がどうなったのかというと…。

1着クロワデュノール→凱旋門賞
2着マスカレードボール→秋天
3着 ショウヘイ→流動的
4着サトノシャイニング→毎日王冠
5着エリキング→流動的
6着ミュージアムマイル→秋天

という感じで、まぁ本当に予想通りも予想通りと言いますかw
今のところ、菊花賞を最大目標にしている陣営は皆無です。素人目に見ても、明らかに3000mを走れる血統ってほぼいないので、マジでどうなるんだろうなーって楽しみですね。

だいたい、一昨年も去年も結果だけ見るとそうだったんですよね。あの時も1着の馬は「マイル~中距離の競馬をしただけ」って散々言いましたし、その後にどうなったか?っていうとやっぱり2着以下になった馬の方が活躍しましたからね。去年も血統的に一番長距離向きなのはヘデントールって話も力説したと思いますけど、ちゃんと春天も勝ちましたし。

そういう目線から見ても、今年の菊花賞もそうなる可能性があるのが怖いですよね。

マイル~中距離を走れそうな血統が大挙してくるから、その中で去年~一昨年みたいなペースや馬場になるとドゥレッツァやアーバンシック的な馬が普通に直線で後続を千切っちゃう…みたいな珍事が起きちゃうかもしれないですし。
こういう状況になるのは、超高速環境だけでメッチャ走れちゃう馬がやっぱり大量に生産されている証拠でもあるから、実はそこから考えた方が馬券的には考えやすいと思いますね。
結局、オイラも前回に挙げた馬券の回収率からまたアホみたいに伸びましたからw マジで今年の夏競馬メッチャ簡単でした。あんな感じで、機械的に買ってただけですから。
まぁ、予想する…という意味では全然面白みも無かったですがw

この暑さが続くと、結局は去年みたいな馬場状況にもなりやすいと思いますから、今年の菊花賞の適性もやっぱりわかりやすく…
マイル~中距離寄りの瞬発力を持っている馬。」
に注目しておけば良いんじゃないかなって。今のところ、オイラはそう考えてますね。血統とか難しく考えなくても、ここらへん頭の隅にでも置いておけば、今年の秋競馬も良い思いを出来ると思います。
まぁなんにせよ、セントライト記念と神戸新聞杯でどういう馬が出走条件を満たせるか…ですかね。

血統的に注目できる馬いる?って話ですけど、上がり馬に限定すればなかなか面白い血統は多いんですよね。上位人気のレッドバンデとかファイアンクランツとかは、スタミナ型の菊花賞になった場合にモロに走れそうな血統ですし。
というか、春クラシック上位組はハッキリと中長距離向いてないなって思うのですけど、例えばセントライト記念に出走予定の馬は大半が割と血統的に走れそうだから、そこらへんの違いもなかなか面白いですね。
何が菊花賞に向けて勝ち上がっても面白いと思います。

まぁこれも、おそらくですけど春クラシックで間に合わなかった、あるいはあれだけマイル~中距離特化の馬がそろってしまうと、菊花賞で走らせても望みが薄いからこういう上がり馬を出走させたい…って思惑があるんだろうなーとは思います。それでも、権利取れたら…って前提なのは間違いないですけどね。
全体構図として、ドングリの背比べなのもそのまんまだと思うので。

まぁ、予想を良い意味で裏切ってくれてメチャクチャ雨とか降って、ドロッッッドロのオイラ好みの馬場になってくれたらうれしいのですがw
キセキが勝った時のような菊花賞とか、マジで面白かったので。

ローズSの方はどうなのか?って話ですけど、牝馬戦線は上位拮抗ですから、今のところ深く考えるところはないですね。春クラシックで強かった馬が、どういう活躍をするのか?で素直に注目で良いと思います。

ただ、コッチの注意点としては牝馬の前哨戦って権利狙いの馬がやたらと好走するので、安易に実力通りに決まらないかもしれない…っていう点に注意ですね。実際に、オイラは牝馬のこの前哨戦に関してはハッキリと得意と苦手が分かれることが多いのでw
今年は、ちょっと苦手意識がある

理由も簡単で、今年のローズSって秋華賞で好勝負できそうなのが直行するからですね。ここに最大戦力が集まっているわけではないですし、肝心のカムニャックもここ全力なわけないので、まぁ正直難しいですね。
オイラは、大人しく見るレースかなぁーと思っています。

で、今年の秋競馬に関してはやっぱり楽しみは海外でw 前哨戦で日本馬が活躍していますけど、本当に素晴らしいです。これ、おそらくですけど以前に言っていたことがドンピシャでハマっている感じがありますね。
今、フランスとかの海外の馬場の改修工事にJRAが実は協力要請を出していて、それが実現している…って話をしたと思いますけど、ロンシャンもその例にもれず水捌けが良くなったのか、日本の馬場に近い状態になっているんですよね。マジでJRAの作戦勝ちだと思うw
そんなうまい事行くわけねーだろって思っていましたが、まさか本当にこんな漫画のような都合の良い展開になるとはw

当たり前ですけど、海外の馬場が日本の環境に近くなればなるほど、日本の馬が活躍しやすくなりますのでコッチにとっては良い事づくしですね。コレ関しては、相手が安易に要請を受け入れたのが悪いとオイラは思っているのでw
ロンシャンがそういう環境になったら、凱旋門賞も走りやすくなるのは間違いないので割と本気で今年いけるんじゃないかな?って思っています。
よほど、グッチャグチャのドロドロの馬場にならない限りは。

走りや血統に関してわかりやすいのが、やっぱりダノンデサイルとビザンチンドリームの違いで。圧倒的に、実績面ではダノンデサイルの方が上ですからね。
まぁ、ダノンデサイルに関してはピンかキリの馬だと思うよ…って走る直前に言ったと思うので、単純にそういう気性が出ちゃっただけかもしれませんがw

オイラは、どちらかというと従来型のフランスの馬場が好きだったのですけど、走って活躍している血統を見ると普通に納得できるものなので、じゃあ勝てそうなこの馬場で良いなって方向転換しましたw 現金な話で。

実際に、その前に走ったアロヒアリイに関してもドゥラメンテ×オルフェーヴルで、母系がメチャクチャ重い従来型の欧州血統なんですよね。バレークイーンの一族で、フサイチコンコルドと同族なので。結局、こういう血統を海外で走らせたらきちんと走る…って証明だとも思うので、見ていて本当に楽しいです。
ビザンチンドリームも同じですね。結局、母系に実際に凱旋門賞で走ったトニービンを持ってきているわけですから、こういう血統がロンシャンでは強いよ…って言われたら納得なわけで。

今年の大将であるクロワデュノールも、血統的には欧州のダンジグとマイナー血統の組み合わせだよって話は散々したと思いますけど、走ってもおかしくないですよね。

ビザンチンドリームやアロヒアリイを見ていても、本来ならコレだけ走れる血統が日本では超高速化しすぎて安定しなくなっている…って証拠でもあると思うので、水捌けの影響でちょうどその中間あたりになっている今のフランスの馬場は、こういう従来型の重い血統にマッチしている…って解釈で合っているのかな?って思いました。
馬場状況を考慮したら、マジでメチャクチャに今年はチャンスだと思う。

あと、前回も言いましたけど今の海外競馬って特に芝路線は本当にレベル低いってのも後押ししてますね。そもそも、ロンシャン競馬場での凱旋門賞でオブライエン大先生のところの馬が想定で1番人気な時点で、結構な追い風です。オブライエン大先生って、パリロンシャンでの凱旋門賞ってメッチャ苦手にしてて、そもそもほとんど勝ててないんですよね。ここらへん、さすがに海外陣営も分かっていると思うので、このまま海外でこのくらいのレベルの馬しか出てこないのなら、十分に勝負になると思う。

あと、やっぱり2歳戦あるいは種牡馬の話で。注目といえば、言わずもがなでコントレイルさんでw まぁ正直、ここまでの成績を見ていると素晴らしいの一言ですね。明らかに身体的もでき上っていないのが多いのに、コレだけ活躍できちゃうんだっていう。
個人的に素晴らしいって思うのが、やっぱり日高生産で良質な競走馬をきちんと輩出している点ですね。札幌2歳Sで爆走したジーネキングもそうですし、バースデイフライトみたいに初戦で良い走りをしていた馬は早々に勝てちゃったり、同じディープ系で言うと割と本気でキズナの領域まで行ける可能性が出てきました。
まぁそれでも、まだまだ希望的観測って感じですが。

コントレイルが現状でどれだけ凄いかって話なんですけど、2歳リーディングで既に3位に付けてるんですよね。新種牡馬のランキングじゃなくて、全体の2歳ですからね? 大手社台系以外の種牡馬だと、やっぱりキズナ以来の快進撃なので、下手するとこのままマジで覇権を取る可能性は否定できないですね。

特に、コントレイルの今のところの強みって、産駒の出走頭数が他の上位勢と比較して少ないにも関わらず、ランキングでトップ争いしている点です。キズナが天下取る前にもオイラは散々指摘したのですけど、こうやって日高の馬がきちんと点数稼ぎができる状態になってくると、そこで点差が広がるから、繁殖依存の種牡馬はこういうアベレージ型の種牡馬には絶対に勝てなくなるんですよね。

で、厳しい言い方をすると非社台勢力の新興勢力のコントレイルがいきなりこれだけ活躍できるのって、やっぱり現存する種牡馬が非アベレージ型で、安定して強いサラブレッドを提供できていないって何よりの証明でもあるんですよね。

例えば血統ファンが今ザワついているというか、オイラの記事を見ている人は既に何年も前からご存じのことを挙げると、やっぱりキタサンブラックの評価で。

前にも言いましたけど、繁殖の質が大幅に上がったキタサンブラックあたりは、あれからどうなったのか?っていうとやっぱり1発型のそれから抜け出すことができない状態になっています。リーディング見ても、コントレイルどころかポエティックフレアやインディチャンプにも負けてるんですね。

でも、ここらへんも何度も言っている通りキタサンブラックって元々こういうタイプの種牡馬で、キタサンブラックだけじゃなくて新興勢力として持て囃された大半の種牡馬って、この形で活躍していたことがほとんどなんですね。
だからこそ、キズナが簡単に天下取っちゃったわけで。

こんな感じで、やっぱり蓋を開けてみると今って本当に中長距離でかつ日高生産である程度のレベルのサラブレッドを量産できる種牡馬ってキズナ以外は皆無だから、こういう事態になっちゃうんだと思う。
エピファネイアあたりも頑張っているとは思うのですけど、これも血統ファンの人達は既にご存じの通り、本当に突然プツンと線が切れちゃうので…w
まぁこれ、ロベルトの典型ですしシーザリオ一族の典型でもあるので、良い部分も悪い部分もきちんと受け継いでいるんだろうなーって。

一部の馬が活躍→種牡馬入り→その父と同じくまた一発型になる→一部の馬が活躍→種牡馬入り→アベレージ型の圧倒的な1強状態へ

って流れに既になりつつあるので、マジでコントレイルやこれから登場するイクイノックスあたりには、この流れを変えてほしいですね。案の定というか、キズナの対抗馬として頑張っていたロードカナロアも、今年の2歳ではもう既にランキング圏外なので、このままいくと来年はほぼ間違いなくリーディングはキズナ1強状態になっちゃうと思います。血統屋のオイラとしては、そういうの本当にツマラナイと感じるので。
本当に良くない流れだと思う。

実際に、キズナって新興勢力としては本当に圧倒的な成績で初年度を終えましたけど、全体リーディングを見ると父親のディープインパクトには足元にも及ばなかったですし、産駒頭数を抑えていたハーツクライにすら実は勝てなかったんですよね。
ようは、キズナ初年度の時はそれだけまだまだアベレージ型のレベルのものすごく高い種牡馬が残っていたってことですし、ここらへんの比較って本当にわかりやすいと思います。まぁそれでも、初動からキズナが圧倒的に凄かったのは変わりないのは事実ですけどね。
ハッキリ言って、数値的にもどの時代にいてもトップ争いできる器なので。

賞金差を見ても、それこそ他の種牡馬でやっていたみたいに有力なコントレイル産駒を重賞に出走させて、他の種牡馬の産駒は被らないように他のレースで出走させる…みたいなことするとリーディング獲れちゃう可能性マジであるんですよね。
まぁ、今のリーディング見ていると明らかにエピファネイアに頑張ってもらいたいって意図が見えるので、さすがに非社台のコントレイルでそんなことしないと思いますがw

まぁだから、今後どうなるのか本当に楽しみ。個人的には、あの日高のコントレイル産駒の良績がサンプルが少ない偶然なのか、それとも頭数が出そろって必然になるのか見物ですね。
頭数が揃って、上のクラスや重賞でまた活躍できる日高生産のサラブレッドが出てくると、いよいよガチで圧倒的な覇権になるでしょうから。そうなると、ほぼほぼキズナ以上の存在になるのかなーって。
なので、ここらへんを注目しているとわかりやすいと思いますよ。

ちゅーことで、残暑という名の秋が始まりましたけど、皆さんも体調には気を付けてくださいね。
というか、本当に今年は海外頑張ってほしい。エピファとキタサン。

オイラもボチボチと活動していきますよ(/・ω・)/

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昭和世代のおっさん。精神的にはおじいちゃんの領域。昭和から令和に生きる。 昭和平成令和って、つまり明治、大正、昭和と生きてきた人達と同レベルだからね。 教科書レベルの化石だから。 ということで、おっさんもおばちゃんも胸張って生きましょう。
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