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長崎大病院の病棟・診療棟で空調故障 「蒸し風呂のようだ」入院患者に体調不良者も

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長崎市(地図)

 長崎大病院(長崎市坂本1丁目)の病棟・診療棟で空調設備が故障し、空調が効かない状態となっている。室温は午後になると30度前後になる状況で、病院側は廊下に扇風機を置いたり、患者に保冷剤を配ったりして対応している。病院側によると、今のところ熱中症と診断された患者はいない。13日に復旧する見込み。

 故障したのは、冷房のための冷水を作る機械。3台のうち2台が5日正午ごろ、故障した。老朽化が原因とみられるという。

 病棟は14階建てで、約650人が入院している。窓際の入院患者の一人は、嘔吐(おうと)や手足のしびれといった症状が出たため治療を2回受けたという。「蒸し風呂のような状態だ。病院でこのようになるのはあり得ない。設備が壊れる前に対処できなかったのか」と憤った。

 (鈴鹿希英)

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