PLCソフトのトラブル対応において、最短ルートは「仮説と検証の繰り返し」です。
ただし、そのためには前提となる思考ステップを外してはいけません。
・まず現象を正しく把握する
・次に「正常な動作とは何か」を把握する
→ここはラダー回路レベル、さらに言えば接点レベルで理解する必要がある
・この“正常動作の理解”が抜けている技術者は意外と多い
→現象は見ていても、「そもそも何が正しいか」が曖昧なまま進めてしまう
・だからこそ、まず「正しい動作」「正しいラダー構成」を明確にする
・そのうえで現象との違いを確認する
・違いが分かれば、注目すべきラダー範囲は自然と絞れる
・その箇所について「こう直せばこう改善するはず」という仮説を立てる
・次に、当時と同じ条件で再現できるかを確認する
・再現性があるなら、完全に同じ状態を再現する(100%が原則)
→ワーク形状やセンサーの型番など、1つでも違えば特定は難航する
・そのうえで検証を行い、結果を確認して仮説を精査する
この「正しい把握 → 正しい再現 → 仮説 → 検証」のシンプルな流れを、
変化点を作らず愚直に回し続けること。
それがPLCトラブル対応力を育て、技術者としての経験値を積む最短ルートです。
#PLC
#生産設備屋のイヌ