泡盛にあう料理 ~油を使った料理 | もっと泡盛を知りたい人のためのブログ

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沖縄の泡盛メーカーである忠孝酒造(ちゅうこうしゅぞう)の泡盛つくり体験を担当している井上がお届けします。

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数あるブログの中で「知ってますか?泡盛 井上支部」をごらんいただき、ありがとうございます。

見学案内のときに、居酒屋のオーナーや酒屋さんから質問されることが多いこととして、「泡盛はどんな料理にあいますかはてなマーク」というものがあります。

料理にあう泡盛とは、つまり料理の邪魔にならず、料理を引き立て、おいしく食べられるための泡盛のことですね。

基本的に泡盛はどんな料理とも相性がいいです・・・と書いたのでは面白くもなんともないので少し話題を取り上げてみましょう。


◆◆泡盛は油を使った料理と相性がよい◆◆

泡盛(というより蒸留酒全般に言えることですが)は油を使った料理ととても相性がよいです。

これは、アルコールと油の相性がよいためです。油は水には溶けませんが、アルコールには溶けるので、油っぽくなった口の中を泡盛が洗い流し、さっぱりとリセットしてくれます。ですので、次の料理がおいしく食べられるわけです。

僕の体験で恐縮ですが、先日居酒屋で「魚のから揚げ」を食べました。カラッと揚がっていたので頭からボリボリ食べられたのですが、口の中が油っぽくなり、すぐに食傷気味にガーン

でも、泡盛(このときは忠孝の水割りでしたにひひ)を飲むと油のベットリ感がとれ、ついついから揚げも食べ過ぎてしまいました叫び

◆◆元ネタは小泉武夫先生です◆◆

さて、泡盛と油を使った料理があうと教えてくれたのは、東京農業大学の小泉武夫先生です。小泉先生は発酵学の専門家であり、かつ食べ物全般に深い知識を持つ方です。特に中国に詳しく、その中国の食文化の話の中で泡盛と油を使った料理の相性について話題にされました。

中国料理は必ず油を使います。なんでも油だけで数十種類あるとか。料理によってその油を使い分けているそうです。すごい!!

そんな油と切っても切れない関係にある中国料理と一緒に飲まれているのが白酒と呼ばれる蒸留酒です。先ほど述べたように白酒が口の中をサッパリしてくれるんですね。

そして、日本でも食文化の変化により食用油の消費量が増えています(戦後50年の間に4倍)。そのことが、泡盛や焼酎が全国的に定着した理由だと小泉先生は主張されています。

中国はもとより日本でも「泡盛(や焼酎)は食中酒(食事のときに料理と飲むお酒)として有望である」とおっしゃっていました。


ずいぶん長い文章になってしまいましたけど、中国料理をはじめ、天ぷら、から揚げなど揚げ物、焼肉などもそうですねニコニコ、そんな油っぽい食べ物と一緒に、ぜひ泡盛を楽しんでみてください。


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