「大長編 タローマン 万博大爆発」を観てきました。

めちゃくちゃ面白くて、大好きになっちゃいました。
これまでのタローマンも見てみようと決心しました・・・
観ていてうれしくなったポイントを書いていきたいと思います。
①タローマンがかっこいい~無表情な怪人・巨人
タローマンが何考えてるかわからなくてかっこよかったですね・・・

タローマンは上のサムネの左の奴です。
岡本太郎作「若い太陽の塔」をベースにした見た目で、終始無表情。喜怒哀楽がちょっとだけ身振りからうかがえますが、ずっと何考えてるかわかりません。
そして、基本的なスタンスとして、タローマンの動くモチベーションは「正義」じゃありません。
CBG(地球防衛軍)が地球のみんなを助けるために、「でたらめの巨人」であるタローマンの力を借りようとするけど、一筋縄ではタローマンが動かないし、コントロールもできないみたいな話です。
この「何考えてるかわからない」ところに心つかまれました。
もともと、「かりあげクン」のような、わが道をひとりで行っている食えない人が好きです。(かりあげクンを読むときは「かっけえ・・・」の気持ちが抑えられません)
タローマンはさらに特撮のキャラクターのよさも乗っかっていたように思います。
特撮って、ヒーローも敵も、ロボットや怪人だからあんまり人間的な表情がないことが多く、そこが無口で謎めいていてかっこいいですよね。
ずっと「ロボット刑事」みたいな、表情が一つも変わらないヒーローは好きでしたが、タローマンを観てさらに気持ちがたぎりました。
タローマンの場合、「無表情な存在が助けてくれる」というかっこよさではなく、「無表情で勝手気ままやってる」というアツさがありました。
だから、登場してくれたときすごく「うおおお!」ってなるし、別にこの戦いで勝っても負けてもタローマンにとってはどうでもいいんだろうなって感じでした。
歌がはじまっちゃう~歌は容易に止められない
途中、ミュージカルシーンがはさまります。毎回「わー歌い始めちゃったよ」と思えてうれしかったです。
岡本太郎の言葉がはいった歌を、登場人物が唐突に歌い始めて、ひとしきり歌うまでやめません。
普通のシーンの中でのギャグは、ツッコミやらほかの人物の妨害で中断することもできますが、ミュージカルは簡単には止められません。音楽は流れ出すと、そのまま流れていきます。止めるには相当のエネルギーが必要です。
ミュージカルシーンが人の立ち入りを困難にする(時に客も入れない)ギャグの聖域になっていました。
そもそも「ミュージカル」自体が不自然極まりないですよね。会社や学校、道端で嬉しすぎたり悲しすぎたりして歌い踊りはしません。歌やダンスを娯楽の一つとしてとらえて、劇を盛り上げるために入れていると考えます。個人的に、「タローマン」では、そのミュージカルの不自然さがめちゃくちゃいい感じで効いてました。
説明がない~無駄なシーンがありがたい
「奇獣にはでたらめで対抗しないといけない」「こういう理由で未来の万博に行かないといけない」などのストーリーの大枠の説明は一応あるんですけど、細かいシーンの説明がほぼないのがうれしかったです。
監督が作りたかった道具を出すだけっぽいシーンや、思いついたギャグを入れ込んだような無駄なシーンがめちゃくちゃ多い・・・・。説明がないというか、説明がつかないシーンが多いとも言えます。
一個一個の場面や行動に無駄がなく、最後はそれらが伏線としてまとまっていく作品が評価されることが多いですが、香港の昔のコメディ映画のような「え、なんやったん今の」ってなる無駄まみれのもの、大好きです。観るとめちゃくちゃテンションあがります。
説明がないことで、「監督がやりたいと思ったからやってるんやろな」がすごく浮き出てきて、「監督がその気なら、こっちでめいめいに楽しんだらいいか」と思えました。
もう「養老天命反転地」でしたね・・・。
(養老天命反転地はでっかい前衛建築・オブジェまみれの公園で、真っ暗な道や急激な坂、でっかい穴ぼこだらけなのに全く注意喚起の表示がなく、「こっちがやりたいように建ててみたから、まあ、めいめいで気を付けながら自由に遊べよ」と放任してくれる施設です)
「でたらめ」で戦うところは、「ハジケ」でバトルする「ボボボーボ・ボーボボ」にすごく近いのですが、「タローマン」はボーボボでビュティがやるようなツッコミ・指摘がほぼありません。ボーボボの方がやってることが無軌道だったこともありますが、「ボーボボって建付けが親切やったんやなあ」と思いました。
ともすれば、置いてけぼりになりかねませんでしたが、ギャグも面白く、ヴィジュアルもワクワクするし、演者も作品に溶け込みまくっていて、引き込む力がありました。あと、四谷くんも言っていましたが、ストーリーに一応一貫性があるのがよかったです。
「タローマン面白かった」と言ってくれる人が周りにいる
最初に「タローマン面白かったで」と教えてくれたのは

四谷くんです。

四谷くんが電話の最中に、脈絡なく劇場歌を歌ってくる日が続きました。
そして、デイリーポータルZのほりさんも面白いと言っておりました。
これは早く観たいな・・・と思っていたところ、白い巨塔グループで「『8番出口』でも観に行こうか」という話になりました。(「白い巨塔グループ」は、今年に入って白い巨塔にハマった3人組で、LINEグループ名は「白い巨塔」です)
その時、何気なく「タローマンも観たいんよな」と発言したところ、なぜか「タローマンに行こう」という流れに。
何の説明もない観たことなさすぎる映画だったのにもかかわらず、

ふたりとも「めちゃくちゃ面白かった…」と大満足で、そのあとガストに閉店までいて、追い出されたあともずっと外で立ち話をしていました。
なんというか、タローマンの面白さを共有できる人がすぐ会える距離にいるのはめちゃくちゃありがたい・・・
タローマンのほかの作品も観ようと思います。
タローマン8兄弟のうち、気になるタローマンは「タローマン・死」です!たのしみですね・・・
めちゃくちゃ面白くて、大好きになっちゃいました。
これまでのタローマンも見てみようと決心しました・・・
観ていてうれしくなったポイントを書いていきたいと思います。
①タローマンがかっこいい~無表情な怪人・巨人
タローマンが何考えてるかわからなくてかっこよかったですね・・・
タローマンは上のサムネの左の奴です。
岡本太郎作「若い太陽の塔」をベースにした見た目で、終始無表情。喜怒哀楽がちょっとだけ身振りからうかがえますが、ずっと何考えてるかわかりません。
そして、基本的なスタンスとして、タローマンの動くモチベーションは「正義」じゃありません。
CBG(地球防衛軍)が地球のみんなを助けるために、「でたらめの巨人」であるタローマンの力を借りようとするけど、一筋縄ではタローマンが動かないし、コントロールもできないみたいな話です。
この「何考えてるかわからない」ところに心つかまれました。
もともと、「かりあげクン」のような、わが道をひとりで行っている食えない人が好きです。(かりあげクンを読むときは「かっけえ・・・」の気持ちが抑えられません)
タローマンはさらに特撮のキャラクターのよさも乗っかっていたように思います。
特撮って、ヒーローも敵も、ロボットや怪人だからあんまり人間的な表情がないことが多く、そこが無口で謎めいていてかっこいいですよね。
ずっと「ロボット刑事」みたいな、表情が一つも変わらないヒーローは好きでしたが、タローマンを観てさらに気持ちがたぎりました。
タローマンの場合、「無表情な存在が助けてくれる」というかっこよさではなく、「無表情で勝手気ままやってる」というアツさがありました。
だから、登場してくれたときすごく「うおおお!」ってなるし、別にこの戦いで勝っても負けてもタローマンにとってはどうでもいいんだろうなって感じでした。
歌がはじまっちゃう~歌は容易に止められない
途中、ミュージカルシーンがはさまります。毎回「わー歌い始めちゃったよ」と思えてうれしかったです。
岡本太郎の言葉がはいった歌を、登場人物が唐突に歌い始めて、ひとしきり歌うまでやめません。
普通のシーンの中でのギャグは、ツッコミやらほかの人物の妨害で中断することもできますが、ミュージカルは簡単には止められません。音楽は流れ出すと、そのまま流れていきます。止めるには相当のエネルギーが必要です。
ミュージカルシーンが人の立ち入りを困難にする(時に客も入れない)ギャグの聖域になっていました。
そもそも「ミュージカル」自体が不自然極まりないですよね。会社や学校、道端で嬉しすぎたり悲しすぎたりして歌い踊りはしません。歌やダンスを娯楽の一つとしてとらえて、劇を盛り上げるために入れていると考えます。個人的に、「タローマン」では、そのミュージカルの不自然さがめちゃくちゃいい感じで効いてました。
説明がない~無駄なシーンがありがたい
「奇獣にはでたらめで対抗しないといけない」「こういう理由で未来の万博に行かないといけない」などのストーリーの大枠の説明は一応あるんですけど、細かいシーンの説明がほぼないのがうれしかったです。
監督が作りたかった道具を出すだけっぽいシーンや、思いついたギャグを入れ込んだような無駄なシーンがめちゃくちゃ多い・・・・。説明がないというか、説明がつかないシーンが多いとも言えます。
一個一個の場面や行動に無駄がなく、最後はそれらが伏線としてまとまっていく作品が評価されることが多いですが、香港の昔のコメディ映画のような「え、なんやったん今の」ってなる無駄まみれのもの、大好きです。観るとめちゃくちゃテンションあがります。
説明がないことで、「監督がやりたいと思ったからやってるんやろな」がすごく浮き出てきて、「監督がその気なら、こっちでめいめいに楽しんだらいいか」と思えました。
もう「養老天命反転地」でしたね・・・。
(養老天命反転地はでっかい前衛建築・オブジェまみれの公園で、真っ暗な道や急激な坂、でっかい穴ぼこだらけなのに全く注意喚起の表示がなく、「こっちがやりたいように建ててみたから、まあ、めいめいで気を付けながら自由に遊べよ」と放任してくれる施設です)
「でたらめ」で戦うところは、「ハジケ」でバトルする「ボボボーボ・ボーボボ」にすごく近いのですが、「タローマン」はボーボボでビュティがやるようなツッコミ・指摘がほぼありません。ボーボボの方がやってることが無軌道だったこともありますが、「ボーボボって建付けが親切やったんやなあ」と思いました。
ともすれば、置いてけぼりになりかねませんでしたが、ギャグも面白く、ヴィジュアルもワクワクするし、演者も作品に溶け込みまくっていて、引き込む力がありました。あと、四谷くんも言っていましたが、ストーリーに一応一貫性があるのがよかったです。
「タローマン面白かった」と言ってくれる人が周りにいる
最初に「タローマン面白かったで」と教えてくれたのは
四谷くんです。
四谷くんが電話の最中に、脈絡なく劇場歌を歌ってくる日が続きました。
そして、デイリーポータルZのほりさんも面白いと言っておりました。
これは早く観たいな・・・と思っていたところ、白い巨塔グループで「『8番出口』でも観に行こうか」という話になりました。(「白い巨塔グループ」は、今年に入って白い巨塔にハマった3人組で、LINEグループ名は「白い巨塔」です)
その時、何気なく「タローマンも観たいんよな」と発言したところ、なぜか「タローマンに行こう」という流れに。
何の説明もない観たことなさすぎる映画だったのにもかかわらず、
ふたりとも「めちゃくちゃ面白かった…」と大満足で、そのあとガストに閉店までいて、追い出されたあともずっと外で立ち話をしていました。
なんというか、タローマンの面白さを共有できる人がすぐ会える距離にいるのはめちゃくちゃありがたい・・・
タローマンのほかの作品も観ようと思います。
タローマン8兄弟のうち、気になるタローマンは「タローマン・死」です!たのしみですね・・・
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