現代日本人の皆さん
なぜ米を食べずにパンやパスタやラーメンを食べているのですか?
日本の小麦食文化はたった80年前の敗戦後から急速に広がった、日本の長い歴史から見たらものすごくレアで異質な習慣です
そもそも小麦食文化は、古代メソポタミアで紀元前9000年頃から始まりました
この地域は乾燥した気候で米やトウモロコシは育たず、小麦が主食として栽培され、小麦を粉にしてパンを作り、オリーブ油やヤギの乳から作るチーズ・バター、ブドウから造るワインと組み合わせていました
また乾燥地帯では水が貴重なため、大量の水を使った調理ができず、焼く・炒める調理法が主流です
だから植物油が欠かせない存在だったのです
ヤギは乾燥環境でも育つ動物で、乳を提供してくれます
乳を飲む習慣や、保存食としてチーズやバターが食文化に組み込まれたのです
分かりましたでしょうか?
小麦や乳製品を食料として用い、油を使って炒めたり揚げたりして食べる文化は、私達日本人とは全く異なる環境や文化を背景に持つ民族が生きるために考え出された食文化なのです
なんでそれをわざわざ日本人が常食しなければならないのでしょう?
それは何度も言っていますが、敗戦により異国の食文化を半ば強制的に浸透させられたためです
日本は世界でも類を見ない綺麗な水が豊富な地域で、米や海藻が手軽に採れる環境でした
その環境に適応しながら生きてきた私達日本人の身体に最も適しているのは、米であり海藻であり魚なのです
今はみんながそのことを忘れ、ただ味覚に訴えるだけの小麦や油や乳製品や砂糖の塊のような加工食品を毎日のように常食している
だからこれだけ病気が増えているのです
慢性疾患、自己免疫疾患、アレルギー性疾患
全て食事が原因なんですよ
わかりましたか