iPhone 17 Pro、Android陣を性能でけちらす。A19 Proのベンチマークはこちら!

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iPhone 17 Pro、Android陣を性能でけちらす。A19 Proのベンチマークはこちら!
Image: Adriano Contreras / Gizmodo US

いよいよ本格的に、Proになりつつある。

Proモデル派の皆さん、今回は機種の選び方習慣を変えた方がいいかもしれません。というのも、iPhone 17 Pro(税込17万9800円~)のオレンジ色に輝くボディは素敵ですが、オリジナルの17との違いは外観を眺めているだけではわからないからです。

Proの本当の価値は、そのアルミ製ボディや大きなカメラバンプの下に隠されています。iPhone 17 ProとPro Maxは、その名前の通り、ついに「プロ」の領域へと進化を遂げたのです。

通常のiPhone 17は、かなりお買い得感があります。イベントでも紹介されましたが、基本モデルはiPhone 17 Proと同じく、6.3インチで120HzのAMOLEDディスプレイを装備。かつてはAppleのプレミアムモデル限定だった、高いリフレッシュレートを誇るほか、屋外での使用を想定した高輝度仕様と、画面を傷から保護するCeramic Shield 2もProと共通しています。

iPhone 17には、カメラコントロールボタンを含め、iPhone 16シリーズのすべての機能に加え、18MPのセンターフレームフロントカメラなどの新機能が搭載されます。基本ストレージは256GBで、iPhone 16基本モデル(128GB)の倍。価格は税込12万9800円~と、心配されたほどの大幅値上げにはなりませんでした。

A19 Proチップは圧倒的な性能を発揮

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Proはかなりビッグサイズ。
Image: Adriano Contreras / Gizmodo US

さて、iPhone 17 Proに話を戻しましょう。最も重要なのは内部仕様だから。

公開されたGeekbench 6合成ベンチマークスコアによると、iPhone 17 Pro MaxはCPUおよびGPUのテストで、いずれも高得点を記録しています。

iPhone 17 Pro MaxはGeekbenchのMetal GPUテストで約4万5995というハイスコアを獲得。これは第6世代iPad Proに搭載されたAppleのM2チップに並ぶ結果です。

CPUスコアについては、iPhone 17 Pro Maxはシングルスレッドテストで約4,000マルチコアテストでは9,700強を記録。シングルコアテストは、CPUが単一タスクを処理する速度を測定するもので、iPhone 16 Pro/16 Pro Maxに搭載されたA18 Proと比較して約15%も性能がアップしています。

Appleはすでに「A19 Proのほうがシングルスレッド性能が優れている」と示唆しており、それが正しいことを裏付けることになりそう。現在、Android向けCPUの中で最高の性能を誇っているのがSamsung Galaxy S25 Ultraに搭載されているQualcomm Snapdragon 8 Eliteチップで、シングルコアテストで約2,800マルチコアテストで9,400前後を記録しています。

Snapdragon 8 Elite 2(仮称)の性能がどの程度になるか、現時点ではわかりませんが、今のところA19 Proが競合するAndroid陣営のチップを圧倒しています。

「プロ」という言葉が意味するものとは?

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素材がチタンから、熱効率のいいアルミ素材へ。
Image: Adriano Contreras / Gizmodo US

PCユーザーとしては、ついついA19とA19 ProをノートPCやデスクトップレベルのチップと比較したくなってしまいますが、Appleのモバイル向けARMベースチップは、PCとはまったく異なるOS向けに設計されています。ノートPC用のチップは、より高負荷で持続的なプロセスを長時間こなせなければなりません。

ただ、ここからがおもしろいところ。Appleは発表記事で、iPhone 17 Proが「より高いパフォーマンスを長時間持続」するよう設計されている、と述べています。Appleはプロレベルのユーザーに対し、17 Proで動画編集やゲームなど、これまで以上にグラフィック処理能力を駆使する用途で活用してほしい、と考えているようです。

だからこそAppleは、iPhone 17 Proモデルに搭載された最新の「ベイパーチャンバー冷却システム」技術を強調したのです。このシステムは、CPUの熱をより広い表面に拡散させることで、効率的に熱を逃がすもの。この追加機能により、バッテリー周りが熱くなりやすいと評判の悪かった従来モデルより、スピーディーに冷却できるように。

さらに、これまでのチタンに代わり、熱効率が良いと思われるアルミニウムが採用されています。iPhone 17シリーズのバッテリー容量はまだ公表されていませんが、AppleはiPhone 17 Pro Maxには過去最大級のバッテリーが搭載される、とにおわせています。

iPhone Airは、Appleの新型スマホラインナップの中で最も物議を醸すもので、ゆえに興味深いモバイルデバイスです。iPhone 17 Proと同じA19 Proチップを搭載していますが、GPUコアは1つ少なくなっています。そのため、負荷の高いアプリを使用した場合のパフォーマンスは、iPhone 17 Proに及ばないと予想されます。

もちろん、あの素敵なコズミックオレンジは魅力的ですから、みんなiPhone 17 Proが欲しいですよね。でも大枚をはたくのであれば、見た目の美しさ以上の中身が楽しめるのかどうか、しっかりチェックしないとですね!

※商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームよりメディアジーンに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報、または自動で更新されています。


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