
2013年11月、河出書房新社から出版された野間易通(→野間易通)の著書。サブタイトルは「ネット空間が生み出したヘイト・スピーチ」。帯のコピー「在日特権あるかボケ!」から「あるかボケ!」とも呼ばれる。
在特会(在日特権を許さない市民の会)の主張である「在日には特権がある」という主張がデマ、曲解に基づくものであることを論証した定番的な一冊。「特別永住資格」「年金」「通名」「生活保護」などについて資料と現実に基いて、ひとつずつ特権が存在しないことを丁寧に解説し、 三重県伊賀市での住民税減税については現地で証言を拾って、その内容を明らかにした。
Amazonについた批判的レビューのレベルの低さがこの本の正しさを証明していると話題になった。野間易通を「凡どどラジオ」のゲストに迎えながら、ホストのどぅーどぅる はこの本を読んでいなかったことも話題になった。