2025-09-12

大学の頃、同じゼミ女の子図書館へ行ったことがある

特別しかった訳ではない。

ただゼミで調べることがあって、それで一緒に行ったんだ。

の子図書館を出るとき、雨が降っていた。結構強めの雨で、幸いにも俺たちは傘を持っていた。

少し歩くと傘を持たない男性が雨に濡れて立っていた。俺は何気なくその人を見ていたが、心の底では惨めだなと思って見ていた。

すると「ねぇ」と不意に彼女から声をかけられた。

傘をささずに濡れている人を見るのは良くないよ。

誰にだって傘を持っていない時はあるから

それは人生も同じ。

そう言われて、ハッとした。

それから俺は人のことを見下したり、酷い状態にいる人のことを笑わなくなった。

そういった状況は、誰にだってあり得ることなのだから

今はもう彼女とは疎遠だが、それでも人生について教えてもらったことには今でも感謝している。

  • 雨に濡れて立っている人は少ない。 たいていは走っている。

  • 傘を持ってない人は惨めであるという前提がないと成り立たない文章でぞわぞわする。どんまいとしか思わん…

  • 羨ましい 馬鹿にすることないいい人に出会えたね

  • 「自分は馬鹿にされたくないから自分も他人のことを馬鹿にしない」より「自分は馬鹿にされても構わないので自分も他人のことを馬鹿にする」方が人間として強いぞ 両者が戦ったら後...

    • そんな後者みたいな馬鹿誰にも相手にされないでしょ 後者を排除するために法整備してるんだし

  • ai

  • 世の中にはわざと雨に濡れていたり、あるいは雨に濡れていると何らかのメリットがあるのでオイシイと思っている人がいるんだよ 社会人だろうけど、惨めかどうかで区別をつけるよう...

  • 増田が男性に傘を差し出して、「俺にはこの傘があるから」とツレの傘に入り、相合傘、、とはならなかった。ならなかったんだよ、ロック。

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