豪華な造本で贈る、リチャード・ドーキンス畢生の書! 『遺伝子は不滅である』7月16日発売
進化生物学者リチャード・ドーキンスの最新作、『遺伝子は不滅である』(大田直子訳)を7月16日(水)に刊行します。(原題:The Genetic Book of the Dead: A Darwinian Reverie)
あなたの体とゲノムを、祖先が生きていた世界のあり方を記録した一冊の「本」として読んでみよう。そして、今地球上にいる、動物、植物、微生物などあらゆる生命についても――。
リチャード・ドーキンスは1976年にデビュー作『利己的な遺伝子』を発表し、生物学の世界のみならず思想界にまで多大な影響を与えましたが、後に「タイトルが誤解を招いた。『不滅の遺伝子』にすればよかったのかもしれない」と言っていることをご存じでしょうか?
2025年の世に刊行される本書『遺伝子は不滅である』は、『延長された表現型』や『虹の解体』をはじめとする半世紀間の仕事もすべて取り込みあらためて打ち出した、まさしくドーキンスの集大成。原書は刊行直後から話題となり、「タイムズ紙」「ガーディアン紙」「エコノミスト誌」「フィナンシャル・タイムズ紙」と年間ベストブック4冠を達成しました。
日本版も負けていません。著者畢生の書にふさわしい全面「金」のきらびやかな装幀は、デザイナーの秦浩司氏によるものです。
本を開くと、生物たちの鮮やかなカラー写真と、美しいカラーイラストが満載。読者の好奇心を否応なく刺激します(イラストは前作『ドーキンスが語る飛翔全史』に続きジャナ・レンゾヴァーによるもの)。
樹皮やコケそっくりに擬態するトカゲやカエル、陸から海へ戻ることを選んだクジラの仲間たち、ともに超音波を使うイルカとコウモリの遺伝子の意外な共通点、宿主のカタツムリやラットを操る寄生虫の残酷な戦略、鳥のさえずりやコオロギの鳴き声に秘められたメッセージ……。
同一種のカッコウが、コマドリに托卵する場合はコマドリの卵にそっくりな色の卵を産めて、ミソサザイに托卵する場合はミソサザイの卵にそっくりな色の卵を産めるのはなぜか?
驚異に満ちた進化の物語を読み終えたとき、あなたの生命観は鮮やかに覆る。ドーキンス進化論の決定版を、ぜひお手に取ってみてください!
目次
第1章 動物を読みとる
第2章 「絵画」と「彫像」
第3章 パリンプセストの深層で
第4章 リバースエンジニアリング
第5章 共通の問題、共通の解決策
第6章 主題の変形
第7章 生きているあいだの記憶
第8章 不滅の遺伝子
第9章 体壁の向こうへ
第10章 振り返る遺伝子の視点
第11章 バックミラーをもう少し見る
第12章 良い仲間、悪い仲間
第13章 未来への共通の出口
謝辞
解説/小林武彦
図版クレジット
参考文献
原注
【著者紹介】リチャード・ドーキンス(Richard Dawkins)
イギリスの生物学者・作家。1941年ケニア・ナイロビ生まれ。英国王立協会フェロー。オックスフォード大学で学び、カリフォルニア大学バークレー校を経てオックスフォード大学講師。1976年刊行のデビュー作『利己的な遺伝子』(紀伊國屋書店)が世界的ベストセラーとなり、その名を一躍知らしめた。その他、『神は妄想である』『ドーキンスが語る飛翔全史』『魂に息づく科学』『進化の存在証明』『盲目の時計職人』『虹の解体』 (以上早川書房刊)、『神のいない世界の歩き方』『進化とは何か』(以上ハヤカワ・ノンフィクション文庫)など著作多数。
【イラストレーター略歴】ジャナ・レンゾヴァー(Jana Lenzová)
スロヴァキア・ブラティスラヴァ生まれのイラストレーター、翻訳家、通訳。『神は妄想である』をスロヴァキア語に翻訳。『ドーキンスが語る飛翔全史』のイラストも担当している。
【訳者略歴】大田直子(おおた なおこ)
翻訳家。東京大学文学部社会心理学科卒。訳書にドーキンス『ドーキンスが語る飛翔全史』『魂に息づく科学』、ワグナー『眠れる進化』(以上早川書房刊)、ホーキンス『脳は世界をどう見ているのか』、ドーキンス『神のいない世界の歩き方』(以上ハヤカワ・ノンフィクション文庫)ほか多数。
【書誌情報】
書名:遺伝子は不滅である
著:リチャード・ドーキンス
画:ジャナ・レンゾヴァー
訳:大田直子
出版社:早川書房
発売日:2025/7/16
頁数:384頁
定価:4,500円


