愛媛大学農学部の研究室焼ける 警察と消防が合同で現場調査

10日夜遅く、松山市にある愛媛大学樽味キャンパスにある農学部の研究室が焼ける火事があり、警察と消防が合同で現場を調査し、火事の詳しい原因を調べています。

消防によりますと10日午後11時50分ごろ、松山市樽味3丁目にある愛媛大学樽味キャンパスの警備員から「農学部の本館北棟で火災報知器が鳴っている」と通報がありました。

消防車など12台が出て火はおよそ8時間後に消し止められましたが、警察によりますと鉄筋コンクリートの6階建ての建物の6階にある研究室、およそ21平方メートルが焼けたということです。

当時、研究室に人はおらず、けが人はいませんでした。

愛媛大学によりますと、化学薬品などは置いていなかったということです。

警察と消防は11日午前9時半ごろから合同で現場を調査し、火事の詳しい原因を調べています。

火事を受けて愛媛大学は「近隣の皆様をはじめ関係の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます。原因が判明しだい適切な対策を講じ、安全管理の徹底に努めてまいります」というコメントを発表しました。

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