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【非常停止回路の確認】
問題
非常停止ボタンを押した際、一部のアクチュエータが停止せず、意図しないタイミングで動作を開始する現象が確認されました。シーケンス回路は正常に動作しており、他のアクチュエータは問題なく停止しています。
この状況で最も考えられる原因はどれですか?
A. 非常停止回路がリレー接点をバイパスしていた
B. アクチュエータの制御信号が誤配線されていた
C. 非常停止信号がPLCプログラム内で無効化されていた
答え: A. 非常停止回路がリレー接点をバイパスしていた
イヌ式解説
非常停止回路のバイパスが発生していると、一部のアクチュエータに非常停止信号が伝達されず、動力が遮断されない可能性があります。
正常なシーケンス回路にもかかわらず、一部のアクチュエータが停止しない場合、非常停止回路が正しく機能していないことが最も考えられます。
リレー接点の誤配線やバイパスが原因で、停止信号が遮断されていないケースが一般的です。
Bはアクチュエータの制御信号が誤配線されている場合、通常は初期動作から誤作動が発生します。
手動操作や自動操作にかかわらず、誤配線が原因ならば、常に予期しない動作が発生するため、このケースのように一部のアクチュエータだけが非常停止に反応しないという状況とは異なります。
CはPLCプログラムで非常停止信号が無効化されていた場合、全てのアクチュエータが停止しない状況が発生するはずです。
ここでは、他のアクチュエータは正常に停止しているため、PLCプログラムの無効化が原因とは考えにくいです。
対策
1.回路図の確認と修正
まず、非常停止回路の回路図を確認し、リレー接点が正しく設置され、バイパスがないことを確認します。
特に非常停止信号が全てのアクチュエータに伝達されているか、回路設計に問題がないかを徹底的に確認します。
2.リレー接点のテストと動作確認
リレー接点が正常に動作しているかテスタを用いて確認します。
非常停止ボタンを押した際に、リレー接点が確実に開き、アクチュエータの動力が遮断されるかを動作テストで確認します。
3.回路配線の物理的な点検
配線の状態を目視およびテスタでチェックし、接触不良や誤接続がないか確認します。
特に、リレー回路の接点やバイパス配線が問題を引き起こしていないか重点的に確認します。
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