【日本トップクラスのインターロックの考え方をほんの少し共有します。】
問題 インターロックの適用範囲
手動モードでインターロックが適用された機器が、動作中に他の機器と干渉し、意図しない動作が発生しました。
シーケンス回路やセンサには異常が見られません。この状況で最も考えられる原因はどれですか?
A. インターロック表に全ての動作条件が反映されていなかった
B. 機器の電源ケーブルが接触不良を起こしていた
C. 操作員が手動操作時に誤ってセンサに触れていた
答え: A. インターロック表に全ての動作条件が反映されていなかった
【イヌ式解説】
インターロックは、安全のために特定の動作条件が満たされない限り、機器が動作しないように設定されています。
インターロック表に動作条件が全て反映されていないと、一部の条件下で機器間の干渉が発生する可能性が高くなります。
この問題ではシーケンス回路やセンサに異常が見られないことから、インターロックの設定が不完全であることが原因と考えられます。
Bは機器の電源ケーブルが接触不良を起こしている場合、機器そのものが動作しないか、完全に停止することが考えられます。
しかし、この問題では「干渉」が発生しているため、動力や電源に関する問題ではなく、動作条件の設定に問題がある可能性が高いです。
接触不良では、そもそも動作自体が起こらないため、干渉の原因とはなりません。
Cは操作員が手動操作中にセンサに誤って触れることは、センサの動作に一時的な影響を与えるかもしれませんが、インターロックによって動作が制御されるはずです。正しくインターロックが設定されていれば、センサの誤操作によって機器間の干渉が発生することはありません。
【対策】
1.インターロック表の見直し
まず、インターロック表に全ての動作条件が反映されているか確認します。特に、手動操作や特定の条件下での動作が漏れていないか確認し、不足があれば修正します。
2.システム全体の動作テスト
インターロック表を修正した後、動作テストを実施し、機器間で干渉が発生しないことを確認します。
手動モードだけでなく、自動運転モードも含めてテストを行い、全ての条件が正しく適用されているか確認します。
3.定期的なインターロック表の更新
設備変更や運用条件の変化があるたびに、インターロック表を定期的に見直し、全ての動作条件が最新の状態で反映されているかを確認します。
これにより、今後の干渉や意図しない動作を防ぐことが可能です!
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