アル・アハリのイヴァン・トニーは、サウジ・プロフェッショナルリーグのレベルなどについて語った。
2020年に加入したブレントフォードでプレミアリーグ昇格やクラブのリーグ定着に大きく貢献したトニー。この活躍が認められて2023年にはイングランド代表デビューを飾り、ビッグクラブからの関心も届いていた。しかし、同選手は昨夏にサウジアラビアのアル・アハリに新天地を求めた。
この移籍に対してはさまざまな声が上がっていたが、トニーはサウジアラビアの地で確かな活躍を残す。昨シーズン公式戦44試合で30得点を記録して、クラブ史上初となるAFCチャンピオンズリーグエリート優勝を支えた。今シーズンも開幕から好調を維持し、カップ戦ではハットトリックを記録したりと、公式戦4試合で5得点をマークしている。
現在、サウジ・プロフェッショナルリーグでは、ヨーロッパから多くのビッグネームが参戦。トニーのチームメイトにはリヤド・マフレズやフランク・ケシエがおり、アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウドやサディオ・マネ、ジョアン・フェリックス、アル・イテハドのカリム・ベンゼマなどがプレー。さらに、ロナウドは以前から「フランスリーグよりも優れていると思う」などといった発言を残していた。
サウジアラビアで2シーズン目を迎えたトニーは、イギリス『ガーディアン』のインタビューでサウジ・プロフェッショナルリーグのレベルについて「ロナウドは世界中でプレーしてきたから、おそらく僕よりもたくさんのことを知っていると思う。僕はプレミアリーグやチャンピオンシップ、リーグ1やリーグ2でしかプレーしたことがないからね」と話し、ロナウドに同調した。
「僕にとって、このリーグはプレミアリーグに匹敵すると思う。アル・アハリがプレミアリーグにいたら、僕たちは上手くやり、トップ4に近づけると思う。クオリティのあるリーグで、みんなは見下すべきではないと思う。僕たちはアル・ヒラルがマンチェスター・シティと対戦して彼らを倒したのを目にしたんだ」
「サウジアラビアのスタンダードは高い。プレミアリーグの選手たちほど有名なわけではないけど、ここにはプレミアリーグでプレーできるたくさんの選手たちがいる」