生活習慣病
不適切な食事、運動不足、喫煙、飲酒などの生活習慣に起因すると考えられる病気。
糖尿病
日本における糖尿病の患者数はおおよそ1,000万人いるとされており、糖尿病の可能性を否定できない予備軍も合わせると2,000万人にものぼると推計されています。つまり、日本の6人に1人が糖尿病患者とその予備軍であるということが言えます。
糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病があり、そのほとんどが2型糖尿病です。2型糖尿病の発症には、運動不足や過食などの生活習慣や、インスリン抵抗性の原因になる肥満も関わっています。
慢性腎臓病
日本の慢性腎臓病罹患率は成人全体で8人に1人ですが、80歳台では2人に1人と高齢になるに従って高くなります。
慢性腎臓病は、糖尿病、高血圧、喫煙、高尿酸血症など生活習慣と関連しており、その発症進展予防には食事管理、適度な運動、禁煙といった生活習慣の是正が大切です。
贅沢病
体内で尿酸が作られる際の原料となるのが「プリン体」です。食事でプリン体を摂取し すぎると、尿酸値を通常の値を超えてしまいます。
プリン体は一般的に「贅沢」「ごちそう」と考えられているような食べ物に多く含まれています。
これが、痛風が「贅沢病」と呼ばれている所以です。
日本の場合、社会保障が整っているので、健康に気を付ける必要がありません。
時々会話に日本語を挟む郭氏は、日本各地に同年代の日本人の友達がいると話す。たとえば、千葉の九十九里浜では、一年中サーフィンをしている若者たちに出会い、友達になったという。
「彼らのライフスタイルは、週に4日はサーフィン、3日はアルバイトという感じです。結婚もせず子供も産まず、サーフィンのモーメント(一瞬)を享受しているだけ。日本は社会保障が非常に整っているので、その基礎のもとで非常に多くの自由を追求できます。ほとんどの国では望むべくもないことです」
日本では誰でも不健康な生活が可能です。
アメリカの場合
https://www.businessinsider.jp/post-284958アメリカでは若者の3人に2人が高額な医療費を理由に病院の受診を控えた。
アメリカで自己破産した人の6割以上は医療費が原因。ですが、そのうちの8割以上が民間の医療保険に加入していたというから驚きです。
アメリカには公的な健康保健制度がなく、国民は民間の保健に個人で加入します。その費用と医療費は非常に高額なため、保健未加入者も多く存在します。 そして未加入者が病気にかかって病院に行った場合、日本の約10倍以上の治療費を支払わなくてはなりません。そのため、アメリカでは治療よりもまず予防的観点から健康を考える「セルフメディケーション」の考え方が主流で、多くの人が日常的にサプリメントを利用しています。
アメリカでは不健康な生活は金持ちの特権です。
節約と健康
オーストラリアの食事ガイドラインで推奨されている食事の調査(PDFファイル)では、「大人2人と子ども2人の家族の場合、健康的な食事は不健康な食事よりも12~15%安い」と示されました。
地域によって物価が変わりますが、2024年だと
- カップラーメン1個 120円 炭水化物40g タンパク質8.8g
- 食パン一斤 150円 炭水化物156g タンパク質27g
- マクドナルドのポテトL 380円 炭水化物65g タンパク質6.8g
- マックチキン 180円 炭水化物39g タンパク質 14g
健康に悪いカップラーメンやフライポテトは値段当たりの炭水化物やタンパク質の量が少なく、食パンは値段当たりの炭水化物やタンパク質の量が多いです。
日本の医療費の推移
健康保険は、税金、保険料、自己負担です。
高額医療制度もあり自己負担の上限が決まっているので、日本では不健康な生活が可能です。