相次ぐ教員関与の「盗撮」“隠語”を使ってネットで共有 “学校内”は“ヤラセなしで”高値"の実態
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■大阪では水泳の授業のため着替えをしていた男子児童3人を盗撮した容疑で教師逮捕
京都での逮捕に続き、大阪でも…。 【記者リポート】「逮捕された小学校教員の男をのせた車が警察署から出てきました」 10日、送検されたのは東大阪市の小学校の教師・中本尚真容疑者(26)。 【中本尚真容疑者】「教師という立場を利用して盗撮しました」 勤務していた小学校で、水泳の授業のため着替えをしていた男子児童3人を盗撮し、児童ポルノを作製した疑いがもたれていて、警察によるとスマートフォンには、幼い男の子の裸などを撮影した写真や動画が、大量に残されていたということです。
■SNSで拡散 “隠語”で共有される盗撮動画
ことし6月には、複数の教師が児童の盗撮画像などをSNSで共有していたとみられる事件も明るみに出ました。 文部科学省によると、2023年度に痴漢や盗撮などで懲戒処分などを受けた教職員は32人にも上ります。 なぜ教育現場での盗撮が後を絶たないのか? 取材班はネット上の“盗撮画像”や“リベンジポルノ”などを通報するボランティア団体に、実態を聞きました。 【ひいらぎネット 永守すみれ代表】「学校内での着替えの盗撮と思われるんですけども、『いいね』の数が、他のものと比べて多いですね」 これは女子生徒が教室内で着替えをする様子を盗撮したとみられる動画。SNS上で拡散され、再生回数はおよそ1万2000回。 こうした盗撮画像や動画は“隠語”を使って共有されることが多いということです。 【ひいらぎネット 永守すみれ代表】「例えば『“逆さ”好きのためサイトあったら教えて欲しいです』(というSNSの書き込み)。この“逆さ”っていうのが隠語で、スカートの中を下から撮ったもの。例えば、この絵文字も顔が逆さまになってる。これも“逆さ撮り”=盗撮を意味する」
■画像は売買対象に “学校内”は高値がつく実態
被害者が気づかないうちに、多くの人に閲覧されてしまう盗撮被害の実態。なかには、売買されるものもあります。 あるアカウントには、女子中学生を表す「JC」の文字とともに料金が記載され、安いものだと1枚50円で販売されていました。 【ひいらぎネット 永守すみれ代表】「こういうふうに金額と動画のリストが作られています。低単価でもひと月で十何万円を売り上げる。たくさん購入されているということ」 永守さんによると、特に教育の現場で盗撮された画像や動画は、高値で取引されることも…。 【ひいらぎネット 永守すみれ代表】「学校の中で複数が映っているような動画というのは、“やらせ”の可能性がきわめて低い。本物だっていうところで、ある意味プレミアムがついている。最初クローズドなところに投稿していたけど、それが他の人の手によって拡散されて目につくことが増えている」 こうした盗撮画像の売買をめぐっては、ことし5月、温泉浴場で男の子3人の裸を販売目的で撮影した罪で元幼稚園職員の鎌田裕樹被告(38)が起訴され、また、その映像を購入し保存した罪などで、元大学職員の山田光一被告(41)も起訴されました。
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