たこーすけの、ちょろっと感想

こんばんは、たこーすけです。
無事、帰国いたしましたー。
というわけで、CLANNADアフター第5回を観たわけですが、雑感を。
内容・ネタバレはありません。感想というより、作品に対する大まかな印象の雑記です。


丈・獅子丸さんが第1回のレビューで、

＞あと、最近、思っているのが、制作サイドの愛に満ちた作品っていうのは、
＞観ていて本当に気持ちいいもんだなぁと。
＞この作品を観ていて、制作サイドの愛を感じます。
＞本当にそう思います。

と仰っていましたが、この第5回までを観て、ぼくも本当にそう思います。
制作サイドの、とりわけ石原監督の、この「CLANNAD」という作品に対する愛が、とても伝わってくるように思いました。

ていうか、酔っぱらってるせいもあるのだと思うんだけど、第5回を観て涙が止まらないです。いま。
ほんと、「CLANNAD」好きなんだろうなーって思う。石原監督。
ぼくは原作未プレイですが、でも、そう思う。

あのね、ほんとね。
志茂さんや各回の担当の方々の手腕もあると思いますが、でもトータル的なとこはやっぱり監督の意向が強く反映されているのだろうから、石原監督のですね、その手腕というのは、もっともっと評価されていいんじゃないかと思うんです。

石原監督に対する世間的な評価というのは、詳しくないのでよくわからないですけども、でも、数々のＴＶアニメやアニメ映画の有名監督の方々に比べたら、決して高くはないと想像します。

ラノベやエロゲのアニメ化の監督でしょ？所詮。オリジナルとか、ないし？
みたいな。

それは、もっともだと思うんだけど。
でもね、ほんと、

＞あと、最近、思っているのが、制作サイドの愛に満ちた作品っていうのは、
＞観ていて本当に気持ちいいもんだなぁと。
＞この作品を観ていて、制作サイドの愛を感じます。
＞本当にそう思います。

こういうことだと思うんですよ。
ほんと、観ていて気持ちいいです。CLANNADアフター。

「ＡＩＲ」「ハルヒ」ではもちろんのこと、「Kanon」そして「CLANNAD」と、石原監督が重視しているのは、「安易な萌えは作らない」ということなんだと思います。
これが、すごく気持ちいいです。観ていて。
あと、これは伝わるかわからないけど、石原監督の、なんというか「倫理観」とでも言うべきもの（これは「京アニの」ということでもあると思いますが）。
それが作品に反映されていると思うんですけど、これが、少なくともぼくにはすごくマッチしていて、本当に気持ちいい。

石原監督のこの「安易な萌えは作らない」という姿勢と「倫理観」は、もっと評価されていいとぼくは思います。

「CLANNAD」および「CLANNADアフター」からは、決して「野心的」なものは感じないし、アニメ史を変えるような、社会現象になるような作品になるとは、残念ながら、思いません。
たぶん、「Kanon」と同じくらいの位置に収まるんじゃないかなと想像しています。

でも、この作品は本当に「良質」なものであると、ぼくは思うのです。

という感じで、もう寝る。おやすみなさい。