インド出身大学院生、米でビザ取得苦戦 「200社に面接打診」
迫真 トランプ人材鎖国(3)
「9000人もの米国人を解雇しておきながら外国人を採用している」。7月、ワシントン中心部のアンドリュー・メロン講堂。米副大統領のバンスはテック企業幹部らを前にマイクロソフトを名指しで批判した。
念頭には同社が1万4千人以上の留学生のために高度な専門職向けのH-1Bビザ(査証)を申請していることがあった。
同ビザは成功を夢見て米国に留学した優秀な学生が最もよく利用するものだ。学生ビザの滞在延長制度...
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(更新)- 石原純インペリアルカレッジロンドン准教授ひとこと解説
外国人労働者の技術者はH1Bビザを取得して、グリーンカード(永住権)を申請するという流れが一般的でしたが、ここ最近では一気に変わってきています。記事にあるH1Bビザは、申請費用と、高い最低賃金を企業が払わないといけないので、現政権の前から取得するのに苦労する人は苦労していました。 記事に書いてあることは何もアメリカに限ったことではなくて、イギリスもビザの申請費用を高くしたり、移民を減らすことを念頭にビザの要件を厳しくしています。ただ、不法移民と合法的な移民は分けて考えることが肝要です。高度に教育された人材はなるべく受け入れるが、上限を設ける、というのが現状だと思います。
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(更新)
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