三重 鈴鹿市 50人余のがん検診結果など書かれた書類紛失
三重県鈴鹿市は、市の肺がん検診を受けた市民50人余りの名前や住所、それに検査の結果などが書かれた書類を紛失したと発表しました。
鈴鹿市によりますと、紛失したのは、市のがん検診として市内の医療機関でことし7月に肺がんの検査を受けた52人の検診票です。
検診票には、受診した市民の名前や住所、電話番号、それに検査の結果などが書かれているということです。
市によりますと、検診を行った医療機関から先月、市に提出されるはずの検診票が見当たらなかったことから市が確認したところ、医療機関が紛失したことが分かったということです。
対象の市民には市と医療機関から謝罪したうえ、検診の結果については医療機関が保管していた控えをもとに伝えたということです。
市では検診票が外部へ漏えいしている可能性も含めて、所在を調べています。
鈴鹿市地域医療推進課は「検診の結果などが書かれた重要な書類で、関係する市民の皆さまにご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。医療機関に注意喚起をして再発防止に努めます」としています。