なんでも対応するのは違うけど、対応できるようにしておくのが制御屋ではあるかな~
できないという人ほど、機能と機器の上下を区別できず、さらに、機器→機能を結びつけすぎている気がする。
例えば、吸着。吸着Yがオンして一定時間吸着圧がオンしないなら異常とする。
そうすると、どんな時でも異常になってしまう。吸着はリトライ動作を求められることが多いため、ある動作中に一定時間吸着圧がオンしないなら異常にした方が扱いとしては良い。
つまり、機能から機器へ信号を出し、あくまでも機能で異常にした方が良い。
逆に機器から機能を作ると、プログラムの上下間が崩れるため、機能を増やす場合に、機器側の機能が動いてしまい、機能→機器と、機器→機能側で不都合が生じる。
あくまでも、機能が上、機器が下と考え、機能で異常を作る。
すると、機能でリトライもできたり、シリンダが噛みこんだのを検知してシリンダを戻すこともできる。
昔の制御屋は、機能が正常系のみで良かったから、機器側で異常を発砲すればOK。で済んでいたと思いますが、今は機器が進歩し、処理方法も複雑化しているので、様々な処理を行うには、機能→機器を徹底しないと難しいですね