しくじり その3
【MES連携でハマった“データ型”の落とし穴と現場での教訓】
「PLCからPC(MES)にデータを送ったはずなのに、上位側で値が化けてしまう」
まさに私が現場でやらかした、“データ型の違い”によるトラブルです。
工場では、PLCとパソコン(MESなど上位システム)をつなぎ、生産実績データをやり取りする機会が増えています。
この時によく起きるのが、PLC側は16ビットの「ワード」、PC側は32ビットの「ダブルワード」といったデータ型・データサイズのミスマッチ。
私の場合、事前の仕様すり合わせが甘かったことで、データが正しく渡らず、上位側で値が化けてしまいました。
原因がわからず現場とオフィスを行ったり来たり…。
最終的にはデータ型が違っていたことに気づきましたが、調査と手戻りにかなりの時間を浪費しました。
このしくじりから、インターフェース仕様を図やテーブルで明文化し、実データで現物確認を行うことの重要性を痛感。
今では、「紙上の仕様だけで安心しない。最後は必ず現場で通信チェック」がルールです。
皆さんも、MESや上位システムとのデータ連携でハマった経験や、防止の工夫があれば、ぜひコメントで共有してください。
みんなで知恵を出し合い、トラブルを未然に防ぎましょう。
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