アメリカにある韓国企業で日本人3人を含む475人が不法就労の疑いで拘束された問題で、少なくとも日本人2人は出張のためにビザを取得し渡米していたことが分かりました。
この問題はアメリカの移民当局が4日、ジョージア州にある韓国企業の工場を摘発し、資格外のビザなどで業務を行っていた疑いで韓国人の作業員ら475人を拘束したものです。
日本政府関係者などによりますと、拘束されている日本人はいずれも40代の男性3人で、このうち産業機械メーカーの社員2人は、短期間の出張ためにビザを取得し渡米していたということです。
櫻茜理記者・NNNフォークストン
「こちらジョージア州にある移民当局の施設で、日本人が収容されているとみられ、時折、政府関係者の姿が確認できます」
7日にアトランタの日本総領事館の職員が面会し、3人とも健康状態に問題はなかったということです。
韓国政府関係者によりますと、韓国政府は、10日にも拘束されている韓国人をチャーター機で移送することを目指しているということです。
韓国メディアは「韓国人以外の一部の拘束者も搭乗する可能性がある」と報じています。