きっかけは、このツイート。

おお、まさに。
同じく同じく。
この映画はほんとに衝撃を受けた。
そして、最悪の後味だった。
そして、いつまでも心に深く刻まれた。
そういえば昔、自分のwebに感想らしきものを残していたなと、過去のログを掘り起こしてみた。
え、え、実におもしろい。
2000年とか、2001年のことだったと思うが、この頃、けっこう面白いことしてたんだ。
何人かの方と、感想をやりとりしたり、ネット上で対談したりして、そのログを載せるなんてことしてた。
ちょっとそのログを編集してお見せします。
長いので読み飛ばしてください。
では。
***************************** 以下、過去ログです。
ダンサー・イン・ザ・ダーク
■ストーリー■
1960年代、チェコからアメリカに移民してきたセルマ(ビョーク)は、遺伝性の病気で視力を失いつつある中で、なんとか息子だけは同じ運命を辿らせたくないと、一生懸命手術代を貯金する。一日中工場で働きづめの彼女の唯一の楽しみはミュージカル。工場のノイズもセルマの空想の世界では音楽に変わる。セルマの病気はどんどん進行し、失明状態になる。工場からは解雇され、ついには隣人から息子の手術代まで盗まれてしまう。
手持ちカメラで撮ったぶれのある現実シーンと、百台のデジタルカメラを駆使した、空想のミュージカルシーンが交錯しながらストーリーは進む。
■スタッフ■
監督・脚本 ラース・フォン・トリアー
製作 ヴィベケ・ウィンデロフ
製作総指揮 ペーター・オールベック・ヤンセン
音 楽 ビョーク
■キャスト■
セルマ:ビョーク
キャシー:カトリーヌ・ドヌーブ
ビル:デビッド・モース
ジェフ:ピーター・ストーメア
2000年カンヌ映画祭 パルムドール(最高賞)・主演女優賞受賞
【Iさんの感想】
凄い映画でした。
前半のメロドラマっぽい展開からあそこまでハードな物語になるとは思ってもみませんでした。
自分なりに映画を観て思った事を書きます。
この映画はミュージカルです。
ただハリウッドのハッピーなミュージカルとは全然違います。
ハッピーなミュージカルの「歌と踊り」は単なる表現手段に過ぎないと思うのですが、この映画では「歌と踊り」こそがテーマになっています。
だからこの映画はミュージカルで「なければならなかった」映画です。
前半、失明を目の前にして歌を歌いながらけなげに生きるセルマに涙がこぼれそうになります。
しかし後半、セルマのあまりの過酷な運命に泣くことも同情や感情移入すら許されません。
ただ祈るように見守っているだけです。
「歌と踊り」こそがただ唯一の救い。
生きるという事について何か深い思いが湧きあがる映画でした。
【miyashuからのレス】
> 主演のビョークはアイスランドの有名な歌手です。
> 11歳の時からずっと歌の世界に生きているせいか、34歳になる今も 童女のような不思議な雰囲気があり、セルマの役にピッタリはまっていました。
監督はビョークをくどき落とすのに一年かかったといいいますが、
まさにビヨークの演技と歌なしでは成立しない映画ですね。
> この映画はミュージカルです。
> ただハリウッドのハッピーなミュージカルとは全然違います。
工場の場面、汽車の場面がよかったです。
汽車の場面では思わず、ぐっぐっとこみ上げてきました。ビョークの歌はもうなんと言ったらいいかわからないくらいに胸をうちます。
> 前半、失明を目の前にして歌を歌いながらけなげに生きるセルマに涙がこぼれそうになります。
セルマの表情がなんとも言えずよかったですね。笑顔、苦悩する顔、ミュージカルの空想にふける顔。どれも印象的です。
> しかし後半、セルマのあまりの過酷な運命に泣くことも同情や感情移入すら 許されません。
過酷な運命に巻き込まれるセルマとミュージカルのシーンがとても効果的に組み合わさっていました。ぼやけた手持ちカメラの現実シーンと色もくっきりとしたミュージカルシーンのカメラも効果的でした。(でも、あのぼやけたカメラはけっこうみづらかった)
【Iさんからのレス】
> ぼやけた現実シーンと色もくっきりとしたミュージカルシーンのカメラも効果的でした。(でも、あのぼやけたカメラはけっこうみづらかった)
私も映画が始まった途端にいきなり違和感を覚えました。
手持ちのカメラと自然光で撮影しているんですね。
「ドグマ95」というデンマークの映画運動だそうです。
この運動は過剰装飾に走る大作映画のアンチテーゼで、映画の根元的な輝きを取り戻そうとしているそうです。
根元的な輝きかどうか知らないけど、ドキュメンタリーを見せられているような感じがしました。
映画そのものの質にはあまり関係ないような気もします。
綺麗に見やすく撮ってもよかったのに。
【miyashuとAさんの対談】
この対談はページャーのログを編集したものですので、話が行ったり来たりしている部分や、よくわからない部分もあります。気にせず笑ってお読みとばしください。ネタバレになる部分については、ログを削っております。
なお、話は突然はじまります。(笑)
A: 工場のあの曲
miyashu:うん、工場の雑音がだんだんリズムになっていく部分ですね。
A: そう。心を澄ますのね
A: つぎは、列車の場面。人生のヨロコビとか穏やかなさまがとても遠いもののようにも感じられますね
miyashu: 遠いって?
A: あのスローな感じが
miyashu: 現実と離れていくってこと?
A: セルマの目にとても遠い、けれど、美しい、いとおしいものみたいな。彼女は全てを手放した。
miyashu: セルマにとっては、もうすべて達成されたんじゃないのかな。赤ちゃんを抱きたいって夢が叶って。あとは自分の人生じゃない。息子のためだ。みたいな気持ちかも。
A:だから、もう手放した。そこにつよさというか、頑なな感じがするのよ。
miyashu:だから結局ああしたんですね。
A: そう。
miyashu: 汽車のシーンが、なぜか一番ぐっときた。悲しいというのではなく
A: 人生の全てがよみがえるような感じ?
A: 訴えるものがおおきかった。「すべてみた」って。
A: そう、「わたしは全てを見た」
miyashu: ミュージカルの世界はだから
A: 凝縮されているのかな
miyashu: 少なくとも目標ではないと思う。
A: ミュージカルが彼女の夢ではないということ?
miyashu: うん。
miyashu: 癒されるし。
A: 彼女の支えというか彼女たらしめるもの。
miyashu: 心の支えではあるけど。
miyashu: もう「すべて見た」で、
A: うん
miyashu: 閉ざされてしまった。
A: そう。
miyashu: そんなかんじがします。
A: 何でこうなってしまうんだろう。というやるせなさもあったよ。
miyashu: でもそれが現実。というのも意図にあるんじゃないかな。不条理というか、正義が勝つわけではない。
A: そうだね、だから彼女はひとつで充分なの。ほかはいらないの。ということになったのかな
miyashu: 守るものは、最初から一つだったから。
A: ジーン?
miyashu: そう。
A: 赤ちゃんを抱いてみたかったの
A: とにかく、これについてはわたし、やっぱり揺さぶられたのよ。
miyashu: そうでしょ。わけわからないけど。
A: ビョークの妙とストーリーね。
miyashu: うわああってのがあるよね。
A: そうなんよー。
miyashu: 特にねあの汽車のシーンは。
A: だけん、かなしいとかわからないけど涙がいっぱい出たのよ。くっ!って。
miyashu: 内容やストーリーに関係なく
A: そう、切りとって持ってこられても。
miyashu: ぐぐってくるんですよ。
A: きっと揺さぶられる。
miyashu: そういうのがいいね。
A: うん。
miyashu: いかにもかなしいでしょ、泣かせますってのはね。
以下ネタバレになるので、ログは削ります。
【Mさんの感想】
『ダンサーインザダーク』みなさんのおっしゃる通りすごい映画でした。
すごく深い重い映画ですね。
もう、なんで~って感じでどんどん落ちていく主人公・・・
ほんと、涙を流せない程、唖然として見つめるしか出来ないですね。
母親ってのは、すごいなぁって思いました。
自分の命をかけてまで、子供を守るのかってとこがすごいです。
でも、突然ミュージカルが始まるのにはびっくりしてしまった。
でも、そのミュージカルは主人公のトリップ(心の中)で登場人物はそのままの衣装で踊るのです。
なので、あんま違和感がなくて良かったです。
特に、汽車のシーンのミュージカルがすばらしいのだけど、なんと、このシーン、サントラに入ってました。
パソコンで見れるのです。
あの魂揺さぶる『I’ve Seen It All』にのせて。
今、観ても、なぜか涙出そうな程、せつないです。
サントラもおすすめです。
ではでは、今度は何観ようかなぁ・・・
また、時間あったら、この映画もう一度観たいです。
【miyashuのレス】
> 『ダンサーインザダーク』みなさんのおっしゃる通りすごい映画でした。
> すごく深い重い映画ですね。
> もう、なんで~って感じでどんどん落ちていく主人公・・・
> ほんと、涙を流せない程、唖然として見つめるしか出来ないですね。
> 母親ってのは、すごいなぁって思いました。
> 自分の命をかけてまで、子供を守るのかってとこがすごいです。
展開が唖然・・・というかんじですね。
暗い映画ですが、どんよりってイメージはなかったです。
むしろセルマの笑顔のイメージが印象強かったです。
> でも、突然ミュージカルが始まるのにはびっくりしてしまった。
> でも、そのミュージカルは主人公のトリップ(心の中)で
> 登場人物はそのままの衣装で踊るのです。
> なので、あんま違和感がなくて良かったです。
こういうの好きです。
突然空想シーンに入って、みんな踊り出す。
やっぱりビヨークの声、いいですね。
> 特に、汽車のシーンのミュージカルがすばらしいのだけど
> なんと、このシーン、サントラに入ってました。
> パソコンで見れるのです。
> あの魂揺さぶる『I’ve Seen It All』にのせて。
> 今、観ても、なぜか涙出そうな程、せつないです。
> サントラもおすすめです。
わたしも、一番感動したのがこのシーンです。
パソコンで見れるんじゃないかなと思いながら
輸入盤買ってしまった。
今更ながら、国内盤にしなかったんだと後悔してます。
【miyashuの感想】
・主人公セルマ=ビョークの魅力につきる映画だと思います。ビヨークはセルマを演じたのではなく、セルマになったんだと言ってますが、本当にセルマ、イコール、ビョークでした。
・鉄橋でのミュージカルシーン。私はここが一番感動しました。なぜかはわかりませんが。悲しいとか、そういうのではなく、胸をうつものがありました。
・ストーリー自体は救いのない映画ですが、希望のわく映画です。ここがすごいところです。
・遺伝により失明するとわかっていて、なぜ子どもを生んだのかという問いに、「赤ちゃんを自分の手に抱いてみたかった」と答えるシーンが印象に残っています。
おお、まさに。
同じく同じく。
この映画はほんとに衝撃を受けた。
そして、最悪の後味だった。
そして、いつまでも心に深く刻まれた。
そういえば昔、自分のwebに感想らしきものを残していたなと、過去のログを掘り起こしてみた。
え、え、実におもしろい。
2000年とか、2001年のことだったと思うが、この頃、けっこう面白いことしてたんだ。
何人かの方と、感想をやりとりしたり、ネット上で対談したりして、そのログを載せるなんてことしてた。
ちょっとそのログを編集してお見せします。
長いので読み飛ばしてください。
では。
***************************** 以下、過去ログです。
ダンサー・イン・ザ・ダーク
■ストーリー■
1960年代、チェコからアメリカに移民してきたセルマ(ビョーク)は、遺伝性の病気で視力を失いつつある中で、なんとか息子だけは同じ運命を辿らせたくないと、一生懸命手術代を貯金する。一日中工場で働きづめの彼女の唯一の楽しみはミュージカル。工場のノイズもセルマの空想の世界では音楽に変わる。セルマの病気はどんどん進行し、失明状態になる。工場からは解雇され、ついには隣人から息子の手術代まで盗まれてしまう。
手持ちカメラで撮ったぶれのある現実シーンと、百台のデジタルカメラを駆使した、空想のミュージカルシーンが交錯しながらストーリーは進む。
■スタッフ■
監督・脚本 ラース・フォン・トリアー
製作 ヴィベケ・ウィンデロフ
製作総指揮 ペーター・オールベック・ヤンセン
音 楽 ビョーク
■キャスト■
セルマ:ビョーク
キャシー:カトリーヌ・ドヌーブ
ビル:デビッド・モース
ジェフ:ピーター・ストーメア
2000年カンヌ映画祭 パルムドール(最高賞)・主演女優賞受賞
【Iさんの感想】
凄い映画でした。
前半のメロドラマっぽい展開からあそこまでハードな物語になるとは思ってもみませんでした。
自分なりに映画を観て思った事を書きます。
この映画はミュージカルです。
ただハリウッドのハッピーなミュージカルとは全然違います。
ハッピーなミュージカルの「歌と踊り」は単なる表現手段に過ぎないと思うのですが、この映画では「歌と踊り」こそがテーマになっています。
だからこの映画はミュージカルで「なければならなかった」映画です。
前半、失明を目の前にして歌を歌いながらけなげに生きるセルマに涙がこぼれそうになります。
しかし後半、セルマのあまりの過酷な運命に泣くことも同情や感情移入すら許されません。
ただ祈るように見守っているだけです。
「歌と踊り」こそがただ唯一の救い。
生きるという事について何か深い思いが湧きあがる映画でした。
【miyashuからのレス】
> 主演のビョークはアイスランドの有名な歌手です。
> 11歳の時からずっと歌の世界に生きているせいか、34歳になる今も 童女のような不思議な雰囲気があり、セルマの役にピッタリはまっていました。
監督はビョークをくどき落とすのに一年かかったといいいますが、
まさにビヨークの演技と歌なしでは成立しない映画ですね。
> この映画はミュージカルです。
> ただハリウッドのハッピーなミュージカルとは全然違います。
工場の場面、汽車の場面がよかったです。
汽車の場面では思わず、ぐっぐっとこみ上げてきました。ビョークの歌はもうなんと言ったらいいかわからないくらいに胸をうちます。
> 前半、失明を目の前にして歌を歌いながらけなげに生きるセルマに涙がこぼれそうになります。
セルマの表情がなんとも言えずよかったですね。笑顔、苦悩する顔、ミュージカルの空想にふける顔。どれも印象的です。
> しかし後半、セルマのあまりの過酷な運命に泣くことも同情や感情移入すら 許されません。
過酷な運命に巻き込まれるセルマとミュージカルのシーンがとても効果的に組み合わさっていました。ぼやけた手持ちカメラの現実シーンと色もくっきりとしたミュージカルシーンのカメラも効果的でした。(でも、あのぼやけたカメラはけっこうみづらかった)
【Iさんからのレス】
> ぼやけた現実シーンと色もくっきりとしたミュージカルシーンのカメラも効果的でした。(でも、あのぼやけたカメラはけっこうみづらかった)
私も映画が始まった途端にいきなり違和感を覚えました。
手持ちのカメラと自然光で撮影しているんですね。
「ドグマ95」というデンマークの映画運動だそうです。
この運動は過剰装飾に走る大作映画のアンチテーゼで、映画の根元的な輝きを取り戻そうとしているそうです。
根元的な輝きかどうか知らないけど、ドキュメンタリーを見せられているような感じがしました。
映画そのものの質にはあまり関係ないような気もします。
綺麗に見やすく撮ってもよかったのに。
【miyashuとAさんの対談】
この対談はページャーのログを編集したものですので、話が行ったり来たりしている部分や、よくわからない部分もあります。気にせず笑ってお読みとばしください。ネタバレになる部分については、ログを削っております。
なお、話は突然はじまります。(笑)
A: 工場のあの曲
miyashu:うん、工場の雑音がだんだんリズムになっていく部分ですね。
A: そう。心を澄ますのね
A: つぎは、列車の場面。人生のヨロコビとか穏やかなさまがとても遠いもののようにも感じられますね
miyashu: 遠いって?
A: あのスローな感じが
miyashu: 現実と離れていくってこと?
A: セルマの目にとても遠い、けれど、美しい、いとおしいものみたいな。彼女は全てを手放した。
miyashu: セルマにとっては、もうすべて達成されたんじゃないのかな。赤ちゃんを抱きたいって夢が叶って。あとは自分の人生じゃない。息子のためだ。みたいな気持ちかも。
A:だから、もう手放した。そこにつよさというか、頑なな感じがするのよ。
miyashu:だから結局ああしたんですね。
A: そう。
miyashu: 汽車のシーンが、なぜか一番ぐっときた。悲しいというのではなく
A: 人生の全てがよみがえるような感じ?
A: 訴えるものがおおきかった。「すべてみた」って。
A: そう、「わたしは全てを見た」
miyashu: ミュージカルの世界はだから
A: 凝縮されているのかな
miyashu: 少なくとも目標ではないと思う。
A: ミュージカルが彼女の夢ではないということ?
miyashu: うん。
miyashu: 癒されるし。
A: 彼女の支えというか彼女たらしめるもの。
miyashu: 心の支えではあるけど。
miyashu: もう「すべて見た」で、
A: うん
miyashu: 閉ざされてしまった。
A: そう。
miyashu: そんなかんじがします。
A: 何でこうなってしまうんだろう。というやるせなさもあったよ。
miyashu: でもそれが現実。というのも意図にあるんじゃないかな。不条理というか、正義が勝つわけではない。
A: そうだね、だから彼女はひとつで充分なの。ほかはいらないの。ということになったのかな
miyashu: 守るものは、最初から一つだったから。
A: ジーン?
miyashu: そう。
A: 赤ちゃんを抱いてみたかったの
A: とにかく、これについてはわたし、やっぱり揺さぶられたのよ。
miyashu: そうでしょ。わけわからないけど。
A: ビョークの妙とストーリーね。
miyashu: うわああってのがあるよね。
A: そうなんよー。
miyashu: 特にねあの汽車のシーンは。
A: だけん、かなしいとかわからないけど涙がいっぱい出たのよ。くっ!って。
miyashu: 内容やストーリーに関係なく
A: そう、切りとって持ってこられても。
miyashu: ぐぐってくるんですよ。
A: きっと揺さぶられる。
miyashu: そういうのがいいね。
A: うん。
miyashu: いかにもかなしいでしょ、泣かせますってのはね。
以下ネタバレになるので、ログは削ります。
【Mさんの感想】
『ダンサーインザダーク』みなさんのおっしゃる通りすごい映画でした。
すごく深い重い映画ですね。
もう、なんで~って感じでどんどん落ちていく主人公・・・
ほんと、涙を流せない程、唖然として見つめるしか出来ないですね。
母親ってのは、すごいなぁって思いました。
自分の命をかけてまで、子供を守るのかってとこがすごいです。
でも、突然ミュージカルが始まるのにはびっくりしてしまった。
でも、そのミュージカルは主人公のトリップ(心の中)で登場人物はそのままの衣装で踊るのです。
なので、あんま違和感がなくて良かったです。
特に、汽車のシーンのミュージカルがすばらしいのだけど、なんと、このシーン、サントラに入ってました。
パソコンで見れるのです。
あの魂揺さぶる『I’ve Seen It All』にのせて。
今、観ても、なぜか涙出そうな程、せつないです。
サントラもおすすめです。
ではでは、今度は何観ようかなぁ・・・
また、時間あったら、この映画もう一度観たいです。
【miyashuのレス】
> 『ダンサーインザダーク』みなさんのおっしゃる通りすごい映画でした。
> すごく深い重い映画ですね。
> もう、なんで~って感じでどんどん落ちていく主人公・・・
> ほんと、涙を流せない程、唖然として見つめるしか出来ないですね。
> 母親ってのは、すごいなぁって思いました。
> 自分の命をかけてまで、子供を守るのかってとこがすごいです。
展開が唖然・・・というかんじですね。
暗い映画ですが、どんよりってイメージはなかったです。
むしろセルマの笑顔のイメージが印象強かったです。
> でも、突然ミュージカルが始まるのにはびっくりしてしまった。
> でも、そのミュージカルは主人公のトリップ(心の中)で
> 登場人物はそのままの衣装で踊るのです。
> なので、あんま違和感がなくて良かったです。
こういうの好きです。
突然空想シーンに入って、みんな踊り出す。
やっぱりビヨークの声、いいですね。
> 特に、汽車のシーンのミュージカルがすばらしいのだけど
> なんと、このシーン、サントラに入ってました。
> パソコンで見れるのです。
> あの魂揺さぶる『I’ve Seen It All』にのせて。
> 今、観ても、なぜか涙出そうな程、せつないです。
> サントラもおすすめです。
わたしも、一番感動したのがこのシーンです。
パソコンで見れるんじゃないかなと思いながら
輸入盤買ってしまった。
今更ながら、国内盤にしなかったんだと後悔してます。
【miyashuの感想】
・主人公セルマ=ビョークの魅力につきる映画だと思います。ビヨークはセルマを演じたのではなく、セルマになったんだと言ってますが、本当にセルマ、イコール、ビョークでした。
・鉄橋でのミュージカルシーン。私はここが一番感動しました。なぜかはわかりませんが。悲しいとか、そういうのではなく、胸をうつものがありました。
・ストーリー自体は救いのない映画ですが、希望のわく映画です。ここがすごいところです。
・遺伝により失明するとわかっていて、なぜ子どもを生んだのかという問いに、「赤ちゃんを自分の手に抱いてみたかった」と答えるシーンが印象に残っています。
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