9000万円詐欺疑いで再逮捕 約8億円資金洗浄も関与か

詐欺事件の被害金のマネーロンダリングをしていたとして逮捕・起訴された37歳の容疑者が、架空請求の手口で、男女6人からおよそ9000万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで警視庁に再逮捕されました。容疑者らのグループは、25の都府県で起きた特殊詐欺事件の被害金およそ8億円のマネーロンダリングに関わっていたとみられ、警視庁などが実態解明を進めています。

再逮捕されたのは、大阪 豊中市の職業不詳、樋口拓也容疑者(37)です。

警視庁によりますと、容疑者は仲間と共謀して、2023年3月から6月ごろにかけて、「有料サイトの未納料金がある」などと電話をかけ、群馬県や愛知県などに住む50代から80代の男女6人から、およそ9000万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。

警視庁は、容疑を認めているかどうか明らかにしていません。

容疑者は、詐欺の被害者が振り込んだ資金を含む4億5000万円を、海外の取引所を通じて暗号資産のビットコインから別の暗号資産に交換したうえ、最終的に現金に戻し、マネーロンダリングをしていたとして、ことし6月に逮捕され、組織犯罪処罰法違反の罪で起訴されています。

警視庁が、警察庁のサイバー特別捜査部と協力して調べたところ、容疑者らのグループは、少なくとも25の都府県で起きた180件の特殊詐欺事件の被害金8億円のマネーロンダリングに関わったとみられることがわかったということです。

これまでの捜査で、容疑者らの関係先にフィリピンを拠点に、一連の広域強盗事件を起こした「ルフィグループ」の犯罪収益の一部が運ばれていたことがわかっていて、警視庁などは、複数の犯罪グループからマネーロンダリングを請け負っていたとみて、実態解明を進めています。

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