■「パレード終了後も残務あり毎日終電」
ところが、その陰で起きていたことが今月7日に亡くなった元幹部職員が生前書き残した陳述書に書かれています。
「パレードについては職員の苦労話が多く、その中の1つとして、『兵庫県の割り当て分の収入見込みが厳しい状況にあり、県内の頼みやすい企業へ協賛金を必死に依頼した』と県OB職員から聞きました」
当時、大阪・兵庫両府県でパレードの必要経費5億円をクラウドファンディングで募っていましたが、開始から3週間後には、わずか10分の1しか集まっていませんでした。
「今時点でですね、5000万円ということで、ご協力をお願いしたいと考えています」
結局、企業からの協賛金などで開催に必要な経費を確保しました。
「パレード終了後も協賛金集めや、その処理などの残務はあり、毎日終電のような勤務が続いていたとのことです」
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■「不正な資金集め」疑惑...次のページ■「不正な資金集め」疑惑…知事は完全否定
職員を苦しめたのは、激務だけではなかったようです。
「必要経費について、クラウドファンディングや企業から寄付を募ったが、結果は必要額を大きく下回った。そこで信用金庫への県補助金を増額し、募金としてキックバックさせることで補った」
不正な資金集めを強いられたことに、精神的にも苦しんでいたと訴えています。
「道義的にも倫理的に本当にあっていいのだろうかと感じながら、非常に大変だったという話は漏れ伝わっておりました」
この疑惑について、斎藤知事は完全否定しています。
「信用金庫への県補助金を増額し、キックバックさせることで補ったとありますけども、そのような指示をしたことはございません」
一連の斎藤知事の疑惑に県庁内は…。
「機密事項も含めた多くを知る人が今もですね、自責の念にかられながらも、家族を守るために必死に働いていると思うのですね。安心して証言できる環境を、一刻も早く作らなければいけない」
(「グッド!モーニング」2024年7月26日放送分より)