太らなきゃ受けられない?ちょっと変わった“高額”海外治験の話
「BMI22以上って…私、太らなきゃいけないの?」
海外治験のZoom面談の後、思わず声に出してしまいました。
──でも実は、今回参加を決めた一番大きな理由はこれではありません。
それは、治験期間中にフリーランスの仕事ができるということ。
入院中は外出できない代わりに、自由時間はたっぷりあります。
この時間を使ってパソコン1台で作業すれば、治験の報酬+フリーランス収入という“ダブルインカム”が可能。
海外治験は、条件を満たせば「お金を稼ぎながら、さらにお金を稼げる」珍しいチャンスでもあるのです。
そんな治験の条件が、まさかの 「BMI22以上必須」。
痩せすぎはお断り、むしろ“太る必要がある”という珍しい案件でした──。
※この治験は突発性過眠症の新薬を試すもので、なぜBMIが重要なのかは以下の記事で詳しく書いています
増量作戦、開始
体重を計算してみると、私のBMIは21。つまり、3kg近く太らなければ参加資格すらないということ。
「3kg太るって、どうすればいいんだろう?」
普段なら避けているカロリーの高い食べ物を、今度は積極的に摂取する日々が始まりました。
朝食にバターたっぷりのパン、昼は揚げ物中心、夜は炭水化物多めのメニュー。
友人には「羨ましい」と言われましたが、実際にやってみると意外と大変。
普段少食の私には、量を増やすこと自体がストレスでした。
でも、「135万円のために」と自分を励ましながら、毎日体重計に乗る日々。
2週間で何とか目標クリア。人生で初めて「太って嬉しい」という感情を味わいました。
条件の厳しさをリアルに体験
体重をクリアしても、実際の治験にはもっと細かいルールが待っていました。
健診前8時間は絶食(これは予想通り)
カフェインは24時間前から禁止(コーヒー・お茶・エナドリ全部アウト)
アルコールは48時間前から禁止
筋肉を酷使する運動も1週間前から禁止
普段、朝のコーヒーから始まって1日5杯は飲んでいる私にとって、カフェイン断ちは地味にきつい。
ジム通いが趣味なので運動禁止もかなりのストレス。
聞くだけなら簡単そうに思えますが、実際にやってみるとなると「治験ってこんなに細かいルールがあるんだ」と最初から実感させられました。
お金の話、リアルに計算してみた
往復交通費は自腹(込み案件もあるが今回は対象外)で、日本-アメリカ往復で約15万円。(今回は溜まってたマイルで実質無料)
入院2週間+前後の検診・通院を含め、合計1ヶ月の滞在費も自腹。安めのホテルやAirbnbを使っても、食事込みで20万円は覚悟が必要。
つまり、出費だけで35万円。(今回は渡航費がマイルなので実質20万)
でも、報酬は9,000ドル。1ドル=150円で計算すると約135万円。
アメリカの税金で25%引かれても約100万円。
「35万円(実質20万円)の出費で100万円のリターン」
この数字を見た瞬間、「行くしかない」と思いました。皆さんなら、どう判断しますか?
応募までの道のりは意外と険しかった
実は、この案件に辿り着くまでに、2つの案件で落選していました。
案件1:条件が厳しすぎて落選(アメリカ滞在中の人限定)
案件2:人気案件でキャンセル待ちのまま終了
そして案件3(今回):半分諦めながら申し込んだら、まさかの当選。
登録後のLINE面談は意外と丁寧で、質問にも真剣に答えてくれたことで不安が一気に薄れました。
最初は「今回は満席だけど次回なら参加可能」という連絡だったのに、後日「キャンセルが出たので参加できます」と案内が。
運とタイミング、そして諦めずに複数応募していたことが功を奏しました。
でも、健診に受かっても油断はできません。
最終的には製薬会社の選別があり、ここで3〜5%程度の人が落ちてしまうそうです。
アテンドの担当者は「せっかく日本から自費で来ているんだから、なんとか入れてあげたい」と言ってくれるそうですが、どうしても参加できないケースもあるとのこと。
最後の最後まで、運と縁が試される世界です。
1ヶ月のアメリカ生活、どう過ごす?
入院中は自由時間も多いと聞いています。
持参できる本やタブレットで、普段できない勉強や読書に集中する予定。
そして、治験終了後は グランドキャニオンへ行く予定 です。
「100万円稼いだ後に見る絶景」を想像するだけでワクワクします。
友人には「危険じゃない?」と心配されましたが、正規の治験施設で、事前の説明も丁寧。
リスクを理解した上での挑戦です。
これは挑戦する価値がある
3kgの増量から始まった今回の治験挑戦。
最初は「太らなきゃいけない」という条件に戸惑いましたが、今では「人生で一番意味のある体重増加だった」と思っています。
カフェイン断ちも、普段の生活を見直すきっかけになりました。
お金だけじゃない。新しい経験、新しい自分との出会い。そんな可能性を感じています。
次回予告:海外治験の探し方、教えます
今回の記事では、海外治験の条件やお金、そして応募までのリアルをお伝えしました。
次回は…
海外治験ってどうやって申し込むの?
日本にいながら探す方法は?
経験者だからこそ分かる、実践的な情報をお話しします。
きっと、新しい世界への第一歩になるはずです。
アメリカから、治験の様子もお伝えできればと思います。リアルな体験談、お楽しみに!
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