小さな親切、大きなお世話。
ウルトラ超絶大偏見をお披露目すると、飲食店に入った時「何にしますか?」とメニュー表をこちら側に向けて広げてくれる人には、やばい人が多い。否、全員がやばい訳ではない。やばくない人もいる。だが、結構やばい。やばい割合が多い。「何にしますか?」とか「お飲み物は大丈夫ですか?」とか、親切で聞いてくれているのだとは思うが「ガキじゃあるまいし、自分のことは自分でやります」と思う。人のことはいいから、お前はお前のことをやってくれと思う。お前あれだろ、過干渉でこどもをダメにするタイプだろと思う。
自分の母親は普通だと思っていたが、色々な人の話を聞く中で「俺の母親はよかったんだな」と思わされる。まず、第一に、余計なことをしない。自分の母親が教育ママでやることなすこといちいち口出ししてくるようなタイプだったら、私は、発狂するか親殺しの犯罪者になっていたと思う。お母さん、ありがとう。あなたは「親らしいことは何もしてやれなかった」と言うけれど、それがよかった。世の中には、完璧な母親を目指すあまりに、こどもに過度なプレッシャーを与え、親離れも子離れもできていない人々がたくさんいる。
その逆も多い。親に対して「親らしいことは何もしてくれなかった」と憎しみを抱き、やることなすことすべてが復讐の様相を呈する人々も多い。見た目は清楚で真面目なのだが、なんとなく復讐の臭いを感じる。怖い。臭い。関わりたくない。断言する。復讐は何の解決にもならない。親のためとかこどものためとか環境のためとか「誰かのため」はあっという間に「誰かのせい」になる。政治には絶対関わらない。年収一億円やると言われてもやらない。私は金で動かない。一年も固定されるなんて嫌だ。だが、時給一億円やると言われたらやる。私は金で動く。一時間ならやれる。
志がある人は怖い。志なんていらない。志を同じにするより、志がないことを同じにしたい。志がない人とは一緒にいて落ち着く。夢も目標もいらない。ただ、一緒に楽しんだり遊べる人がいい。そんなんじゃ生きていけないよと言われたら「一緒に滅びよう」と思う。お国のために、滅びる。変に少子化に貢献しない。オフグリッドをオフにする。自給自足とかやらない。他給他足を願う。他給他足される限り生きて、自給自足しなければならない局面に置かれた途端に死ぬ。率先して死ぬ。いままでありがとうと言って、笑顔で死ぬ。
ひょんなきっかけで文章を書き始めた私には、たくさんの読者がいる。通常、読者は大事にしたいと思うのだろうが、色々な人に会う中で嫌われまくり、どんどん読者を失っている。会えば会うほど読者を失うのだが、面白いことにゼロにはならない。読者を失う度に、新しい読者が出現して、読者界の新陳代謝が行われている。だから、安心して嫌われることができる。嫌われたくないの反対は「嫌われても構わない」ではないと思う。嫌われたくないの反対は「俺は嫌い」だと思う。自分の嫌いを表明する。そんなことをしたら生きていけないのではないかと思わされるが、そんなことはない。案外、どうにかなる。小さな親切、大きなお世話。大きなお世話にはやめてくださいと言おう。自分がそれをやっちまっているなと思ったら、金輪際、やめよう。これから京都に行く。
おおまかな予定
9月10日(水)京都府京都市界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
9月23日(火・祝日)静岡県伊東市伊豆高原
EVENT@チャイニーズオーベルジュ仙豆飯店
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
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ばっちこい人類!!うおおおおおおおおお!!


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